ReFa GINZAの全貌
2025年11月15日、東京・銀座にオープンした「ReFa GINZA」は、ReFaブランド史上最大の旗艦店です。この店舗は、地下1階から地上4階までの5フロアから成り、各フロアで異なる体験を提供することを目的としています。中でも注目すべきは、新たに導入されたカスタムサービスやフラッグシップ店舗限定のサービスです。それによって、訪れる人々に特別な価値を提供しています。
空間を創るプロ集団
この新しい店舗デザインには、様々な分野のクリエイターや専門家が携わっています。中でも、Visual Merchandising Studio(VMS)の代表、堀田健一郎氏がディスプレイ領域を担い、その特徴づけを行いました。
「VITAL BEAUTY(生命力あふれる美)」というReFaの理念を基に、彼は多様な表現方法を駆使しながら、訪れる人に新たな体験を提供すべく、デザインを手掛けました。また、国際的なデザインスタジオとして名を馳せているキュリオシティのグエナエル・二コラ氏も、彼のチームメンバーとして参加し、ダイナミックな内装デザインを担当しました。
ブランド体験を最大化するディスプレイ
VMSはファッションやビューティー、スイーツなど多岐にわたる分野のヴィジュアルマーチャンダイジングにおいて豊富な実績を持っています。堀田氏は、ウィンドウディスプレイや装飾の設計を通して、ブランド体験の最大化を図りました。これにより、来店客は単なる買い物以上の体験を得ることができます。
また、ディスプレイデザインでは、すべての商品が見やすく配置され、購買意欲を刺激する効果が生まれました。エレガントな空間づくりを目指し、ディスプレイツールや什器のデザインも、機能性と美しさを兼ね備えたものとして設計されています。
デザインに込めた想い
堀田氏はこのプロジェクトに関与できたことを誇りに思っており、「世界に向けて発信するブランドの拠点」となることを目指しました。日本製品のラグジュアリーさを体現し、顧客が感動と驚きをもたらす体験を得られる空間を実現しました。彼は、単なる物販の場を超えた「体感」を創出することに力を注ぎ、アイデアを具現化していきました。
VMSの未来と教育への取り組み
2019年に設立されたVMSは、視覚的なマーケティング表現に関するあらゆるソリューションを提供する企業です。企業との信頼関係を構築しながら、クライアントに寄り添ったご提案を行う姿勢を貫いています。また、2020年にはVM人材育成に特化した「VMSアカデミー」を開講し、業界全体の育成に力を注いでいます。
彼らの挑戦は、ReFa GINZAでの成功に留まらず、今後のビジュアルマーケティングにおいても重要な影響を与えることでしょう。これからの取り組みにも注目です。
公式サイト:
VISUAL MERCHANDISING STUDIO