不動産業界の新しい挑戦、実務検定「スコア」誕生
2015年4月から、新たな不動産流通実務検定「スコア」がスタートし、不動産業界のさらなる発展を目指しています。この検定は、宅建取引主任者の名称が「宅地建物取引士」に改称されたことを受けて誕生しました。新たな名称と共に、業界人材のレベルアップが求められる中で、不動産流通近代化センターが提供するこの新しい指標が存在します。
オープニングイベント開催
「スコア」のオープニングイベントが2015年4月23日(木)に、六本木の泉ガーデンギャラリーで開催されます。参加者は先着350名様が無料で招待されるので、興味のある方はお早めに申し込むことをお勧めします。イベントでは、特別講演が予定されており、著名なスピーカーによる貴重なお話を聞くことができるチャンスです。
特別講演の詳細
- - 竹村 公太郎 氏(元・国土交通省河川局長)による講演「歴史は地形が教えてくれる」
この講演では、彼の著書「日本史の謎は『地形』で解ける」の内容をもとに、江戸時代における関東平野の状況について語られます。歴史と地形に関心のある不動産業界の方には特におすすめです。
- - 原 晋 氏(青山学院大学陸上競技部監督)による講演「やる気を上げる、わくわく大作戦!」
元伝説の営業マンである原監督が、自身の経験をもとに人材育成や継続学習について語ります。箱根駅伝の優勝を導いた彼のヒューマン成長戦略は、業界のプロフェッショナルにとっても参考になることでしょう。
検定の目的と内容
「スコア」の受験受付は5月1日からスタートします。受験期間は6月10日から14日までで、受験料は3,000円(税込)です。この検定は、英検やTOEICのように受検者の実力を測るもので、今後の学習やキャリアの指針となるものです。
出題範囲は重要事項説明や取引の安全確保をメインとし、価格査定や不動産に関する税金、相続など幅広くカバーしています。実務に沿った問題が中心であり、机上の知識だけでなく、実践的な能力が問われます。
検定のハイライト
受験は150分間で全100問の問題に挑む形となり、受検後すぐにスコアと科目別の正答率が表示されるシステムが導入されています。これにより、受検者は自身の強みや弱みを把握し、今後の勉強に役立てることができます。また、受験後には全100問の解説も公開され、しっかりと復習できる機会が提供されます。
不動産流通実務検定「スコア」の詳細については、公式サイトにて動画も公開中です。興味のある方はぜひチェックしてみてください。