大阪の上町台地で開催される芸術フォーラムのご紹介
2023年10月11日、大阪の上町台地で「上町台地芸術フォーラム」が開かれます。今回のフォーラムは、国境を越えた「人の移動とネットワーク」をテーマに、多様な専門家が集まり、議論を交わす場となります。これは、2025年に開催されるEXPO2025を見据えた取り組みであり、大阪の歴史的な舞台である上町台地にて、芸術文化を通じて人々のつながりを深め、多様な価値を創出する目的があります。
上町台地は難波津や四天王寺といった、日本の古代史において重要な地域であり、その歴史的背景を持つ場として、芸術文化の表現にも大きな可能性を秘めています。本フォーラムは、コロナ禍を経て「移動の概念が変わる中、新たな共生の形が求められる」といった現代の課題に対し、科学、歴史、現代アートが交わる新たなプラットフォームの創造を目指しています。
開催概要
- - 開催日: 2023年10月11日(火)
- - 開催時間: 第1部 13:30~16:00、第2部 16:00~18:40(日本時間)
- - 場所: 和宗総本山四天王寺本坊五智光院(大阪・上町台地)およびオンライン(Zoom)
- - 参加費: 無料(リアル会場参加者には一部資料が1,000円)
- - 主催: 上町台地アートプロジェクト実行委員会
- - 共催: 四天王寺本坊五智光院、一般財団法人大阪地域振興調査会、大阪市立美術館 など
フォーラムの内容
フォーラムは、2部に分かれて進行します。第1部では、「人の移動とネットワークの近未来」というテーマのもと、社会学者や物理学者を招いての講演やディスカッションが行われる予定です。特に、現代アートと実験的なプロジェクトを結びつけた発表は注目を集めています。
特別講演では、文楽の公演が披露され、文化的な交流の重要性を再認識する機会ともなるでしょう。
第2部では、国際的なアート拠点からのゲストがオンラインで参加し、地域と国際のつながりや、アートを通じた都市づくりについて議論を交わします。このようなディスカッションは、国際的な視野を持つ人々が集い、アートと地域社会がどのように融合できるかを探る貴重な機会となります。
大阪の上町台地という歴史的かつ文化的な背景を持つ地区での、このフォーラムは、芸術文化を通じた新たなネットワークの構築と、国境を越えた人々のつながりを深める挑戦です。この機会を通して、参加者が新たな視点を持ち帰り、未来に向けた発展へとつなげていくことを期待しています。
詳しい情報や参加申込みは、公式ホームページや特設ページをご確認ください。
上町台地芸術フォーラムを通じて、皆様のご参加を心よりお待ちしております。