ウィンザーチェア登場
2022-08-19 15:00:02

カール・ハンセン&サンの新作ウィンザーチェアが日本に登場

カール・ハンセン&サンの新作ウィンザーチェア



2022年9月1日、デンマークの名門ブランド、カール・ハンセン&サンから新作のウィンザーチェアが日本で発売されました。このチェアは、18世紀初頭にイギリスで誕生したウィンザーチェアにインスピレーションを受け、著名なデザイナー、フリッツ・ヘニングセンによって新たにデザインされています。

ウィンザーチェアの特徴



フリッツ・ヘニングセンがデザインしたこのウィンザーチェアは、彫刻的な背もたれと、脚部が斜めに下がった直線的なフォルムが特徴です。これにより、モダンなインテリアにもクラシックな空間にもフィットする優雅さを兼ね備えています。ヘニングセンは、フランス帝政様式やロココ様式の影響を受けつつ、過度な装飾を避け、機能性と優れた職人技に重きを置きました。

クラフトマンシップの背後にある技術



ウィンザーチェアの製作には、卓越した職人技術が不可欠で、ヘニングセン自身が家具職人としてのバックグラウンドを持っていることが強く反映されています。チェアの上部には二つのスチームベントが用いられ、一方は背もたれのアーチを形成し、もう一方は肘掛けへとつながります。このデザインは、14本の材がわずかに傾斜して組み合わさり、座った時に快適さを提供するよう工夫されています。特筆すべきは、接着剤を使用せず、異なる角度での接合が同時に行える精密な技術です。

肘掛けの上部は有機的なラインを持ち、「フィールテスト」と呼ばれる技法で手作業によって整えられ、各部品が唯一無二の存在感を持つ仕上げになっています。これらは、長い年月を超えて培われた職人技を感じさせ、視覚的な美しさだけでなく、 tactile(触覚的)な部分も大切にされています。

CEOのメッセージ



カール・ハンセン&サンのCEO、クヌード・エリック・ハンセンは、この新作ウィンザーチェアについて「背もたれのしっかりした高さと、彫刻的な形状が特長で、ダイニングチェアとラウンジチェアが融合したデザインは、どんな場所にもマッチします。また、特別に開発したシートクッションにより、掛け心地も向上しています。このリニューアルは、エリザベス女王の在位70周年と重なる意味深いものであり、多くの方々に興味を持っていただければ」と語っています。

フリッツ・ヘニングセンの歩み



フリッツ・ヘニングセンは1889年に生まれ、若いころから様々な国で修業を重ね、デンマークに帰国後に自身の家具店を開いたことで、顧客のニーズを反映した家具作りに力を入れました。そして、彼の作品はクラシックとモダンを融合させ、洗練されたスタイルで評価されています。

商品詳細


  • - 製品名: FH38 ウィンザーチェア
  • - サイズ: 高さ100cm、シート高さ45cm、奥行67cm、幅60cm
  • - 参考小売価格: 253,000円(税込)から
  • - 素材: オーク
  • - 仕上げ: ソープ・オイル・スモークドオイル
  • - クッション(オプション): レザー3色
  • - 発売日: 2022年9月1日

このようにカール・ハンセン&サンのウィンザーチェアは、デザイン性、実用性、職人技の全てを兼ね備えた一品として、新しいインテリアのスタイルを提案しています。

会社情報

会社名
カール・ハンセン&サン ジャパン株式会社
住所
東京都渋谷区千駄ヶ谷2-10-9
電話番号

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