新しい日本酒の魅力
2015-06-30 20:30:58

イタリアで日本酒の新たな魅力を発見!食文化交流イベント開催

イタリアでの日本酒試飲イベント



6月27日からイタリアで行われた日本酒の試飲イベントは、参加者に新たな日本酒の魅力を伝えました。33蔵元から集まった50種の日本酒や焼酎、果実酒が用意され、日本酒の製造方法や文化を紹介するSAKEセミナーも同時開催。150人以上が集まり、日本酒を心ゆくまで味わいました。

新しい飲み方の提案



さらに、イベントではイタリアの著名な食品生産者と協力し、日本酒と香り高いイタリア食材のマリアージュイベントも実施。特に、名高いパルメザンチーズを生産するジャンルーカ・ボナーティ氏を招いたセッションには、76人の美食家が参加しました。ボナーティ氏は、「イタリアの食材との相性には自信を持っていましたが、ここまで喜んでもらえるとは思いませんでした」と、イベントの成功に喜びを表現。

参加したイタリア人男性は「日本酒の奥深さに驚いた。また、イタリアのチーズとの相性も新たな発見だった」と語り、他のイタリア料理とも合わせて楽しむ意欲を見せました。今後も日本酒はイタリアで受け入れられていくと、ボナーティ氏は期待を寄せています。

商談の成果



また、イベント前の6月25日・26日には、ジャパンサローネ会場で約20名のイタリア人バイヤーとの商談を行い、80件以上の商談が成立したとのこと。さらに、ミラノのナヴィリオ地区での日本酒フェアでは、各バーやレストランが日本酒を使用したオリジナルカクテルを提供し、参加者を楽しませました。

参加者の感想



イベントに参加したイタリア人バイヤーは「今までカリフォルニア産の日本酒しか知りませんでしたが、こちらの日本酒は香り高く、本物の味に感動しました。イタリアのソムリエにもぜひ薦めたい」とコメントしました。

また、ある蔵元参加者は「初めてイタリアのバイヤーと接点を持てたことで、とても有益でした。味についても予想以上に好評をいただき、今後イタリアやヨーロッパで日本酒を広めていく自信がつきました」とのこと。

文化的交流の重要性



SAKEセミナーに参加した30代の女性は、「日本酒がどのように作られるのか理解できた。思っていたよりも多様性があり、数千もの銘柄があることに驚きました」と語るなど、このイベントは単なる試飲会に留まらず、日本酒の新たな文化を感じられる貴重な機会となりました。

このように、日本酒は地域を超えた文化交流の架け橋としての役割を果たし、引き続き国際的な関心を集めていくことでしょう。イベントは7月3日まで続き、キャビアやチョコレート、生ハムなど、他の食材との新たな組み合わせにも挑戦しています。

会社情報

会社名
全国商工会連合会
住所
東京都千代田区有楽町一丁目7番1号有楽町電気ビル北館19階  
電話番号
03-6268-0088

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