パーソルの新AI機能
2025-08-28 15:25:26

パーソル、社内専用GPTにAIエージェント開発機能を搭載した新プラットフォーム

パーソルホールディングス、社内専用GPTに新機能を導入



「はたらいて、笑おう。」をグループ全体のビジョンに掲げているパーソルホールディングス株式会社が、社内版のGPTである「PERSOL Chat Assistant(CHASSU)」に新機能「CHASSU CRE8」を追加しました。この新機能は、ノーコード・ローコードでAIエージェントを開発できるプラットフォーム「Dify」を組み込んだものです。すでに約半年で100件近くのAIエージェントが開発され、その多くが稼働しています。

CHASSU CRE8の背景



近年、AI技術が急速に進化する中で、業務効率化や新たな価値創造が求められています。パーソルグループでは、'中期経営計画2026'を通じて「テクノロジードリブンの人材サービス企業」を目指しており、その中でAIの活用を強化しています。全社で利用できる社内版GPTを提供し、随時機能のアップグレードを行ってきました。

その流れの中で、2025年1月から、ノーコード・ローコード環境でAIエージェントを開発できる「CHASSU CRE8」を提供開始しました。これにより、プログラミングに関する専門知識がなくても、社員たちが自ら業務改善や新しいアイデアの実現に取り組める環境が整いました。

開発事例と社員の成功



その結果として、開発されたAIエージェントは多岐にわたり、社員が自由に利用できる体制が整えられています。多くの成功事例も生まれており、特に非エンジニアの社員たちが開発を行うことができた秘訣は、パーソルがオリジナルで提供するアクセス制御や、利活用促進活動にあります。具体的には、社員の権限に応じてエージェントへのアクセスを制限する仕組みが採用されており、そのため異なる部署やチームでの多様なニーズに応じたエージェントの開発が可能になっています。

また、「CRE8 COLLECTION」の導入により、開発されたエージェントを社員間で共有し合う場が整備され、ノウハウを互いに学ぶことができる環境も整いました。定期的に行われる勉強会では、「Dify」についての知識を深め、より効果的な開発を促進しています。さらに、非エンジニアの社員も気軽にエンジニアに相談できる会が設けられており、このような取り組みが非常に重要な役割を果たしています。

AI活用の意義



パーソルグループの取り組みは、個人や企業にとって大きなメリットをもたらしています。「一人ひとりの可能性を広げ、はたらく自由を広げ、個人と社会の幸せを広げる」という理念のもと、テクノロジーを活用した顧客体験・従業員体験の向上に全力で取り組んでいます。このため、自動化や省力化のみならず、AIの活用を通じて個別のニーズにしっかりと寄り添うサービスの提供を目指しています。

会社概要



パーソルホールディングス株式会社は、1973年に設立以来、人材派遣や人材紹介、アウトソーシングなど、幅広いサービスを展開してきました。2008年には共同持株会社を設立し、2017年には現在の社名に変更しました。東京証券取引所プライム市場に上場しており、2025年の売上収益は1兆4,512億円を見込んでいます。

パーソルグループは2030年までに「人の可能性を広げることで、100万人のより良い“はたらく機会”を創出する」ことを目指しています。多様な事業展開を通じて、はたらく人々に新しい機会を提供し、「はたらいて、笑おう。」を実感できる社会を実現することを目指しています。


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会社情報

会社名
パーソルホールディングス株式会社
住所
東京都港区南青山1-15-5パーソル南青山ビル
電話番号
03-3375-2220

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