昭和女子大学が新たな留学生プログラム「Showa Direct 4.5」を開始
東京都世田谷区に位置する昭和女子大学は、海外の高校や日本語学校から直接留学生を受け入れる「Showa Direct 4.5」と呼ばれるプログラムを昨年度から開始しました。このプログラムは、中国とベトナムから7名の留学生を迎え、彼らの日本での学びを支援するものです。
プログラムの概要
「Showa Direct 4.5」は、選抜された留学生が日本で4.5年間学び、学位を取得することを目的としています。留学生は、入学直後の半年間に日本語教育センターで集中的にアカデミックな日本語を学び、その後、専門課程を4年間修了します。2024年4月より、彼らは各自の学科での正規課程に移行し、実践的な知識とスキルを磨くことになります。
様々な背景を持つ留学生
プログラムに参加する7名の留学生は、そのうち5名が中国から、2名がベトナムから来ています。彼らは日本における学びを通じて、様々な文化や価値観を理解し、国際的な視野を広げることを期待されています。特に、これらの留学生は国内外での就職を目指し、昭和女子大学での学びを活かすことが求められます。
高い教育水準と支援体制
昭和女子大学は、このプログラムを通じて、外国人留学生が日本でスムーズに生活し、学べるよう安全で快適な環境を整え、サポート体制を確立しています。また、プログラムは文部科学省から認定された「留学生就職促進教育プログラム」であり、「日本語教育」「キャリア教育」「インターンシップ」を一体として提供する質の高い教育を実現しています。
認定プログラムの意義
この認定プログラムは、外国人留学生が日本の企業で就職するためのサポートを強化するものです。修了者には、各大学が発行する修了証明書が与えられ、就職活動においてその証明書を提示することで、企業からの信頼を得ることができます。このようにして、留学生が日本での生活を経て、自身のキャリアを切り拓いていくことが可能となります。
参加者の声
参加する留学生たちは、日本での留学生活について非常に前向きな意見を寄せています。「日本語を学ぶ間に日本文化に触れられる機会が多いため、とても楽しみにしています」と語るのは、中国からの留学生の一人です。また、ベトナムからの留学生も「日本の生活や勉強は新しい挑戦ですが、皆さんのサポートがあるので安心しています」と述べています。
今後の展開
昭和女子大学は、2024年10月から新たにこの留学生プログラムを開始し、今後も国際的に活躍できる人材を育成することを目指しています。留学生たちが昭和女子大学での学びを通じて、各自の可能性を最大限に引き出せることが期待されます。
留学生向けプログラム「Showa Direct 4.5」の詳細は、昭和女子大学の公式ホームページをご覧ください。
昭和女子大学ホームページ