ソラコムの松下享平、AWS re:Invent 2025での登壇が決定
2025年12月1日から5日まで、米ラスベガスで開催される「AWS re:Invent」に、株式会社ソラコムのテクノロジーエバンジェリストである松下享平がセッションを行うことが公式発表されました。AWSが主催するこのカンファレンスは、クラウドコンピューティングに関する重要な国際イベントで、毎年多くの参加者が集まります。
AWS re:Inventの魅力
「AWS re:Invent」は、世界中の開発者や技術者が一堂に会し、最新の技術やサービスを共有する場です。各種セッションでは新サービスや新機能の発表が行われるとともに、ベストプラクティスやハンズオンデモ、実機の技術展示が行われます。これにより、参加者は実践的な知識を得る貴重な機会となります。
松下享平が語るエッジAIの可能性
松下エバンジェリストは、「AWS IoT Greengrass」を使用したエッジAIのセッションで登壇します。タイトルは「Designing local Generative AI inference with AWS IoT Greengrass」で、12月3日17:30から18:30まで行われます。このセッションでは、クラウド上での生成AIの推論だけでなく、ローカルでの実行の必要性についても掘り下げられます。
セッションの内容について
本セッションでは、ロボットアームを使用したライブデモを通じて、クラウドベースとローカルベースの推論の違いを明示します。具体的には、レイテンシや接続性、モデルの更新頻度といった要因でのトレードオフを比較解析し、どのようなケースでローカル実行が求められるかを明らかにします。
さらに、エッジ環境でのモデル配信や更新の具体的な方法を紹介し、生成AIを現実の環境で持続可能かつ確実に活用するための実践的アプローチを提案します。
松下享平のプロフィール
松下享平は、ソラコムにおいてテクノロジーエバンジェリストとしての役割を担い、IoTの普及と理解を深めるために多くのセミナーや執筆活動を行っています。年間140回以上の研修やトレーニングを全国で実施しており、IoT技術への理解を促進することに力を注いでいます。また、ブログや動画、書籍を通じて技術解説を行い、IoT開発者に向けた実践的な情報を発信しています。
ソラコムについて
ソラコムは、IoT通信に特化したプラットフォームSORACOMを提供しており、213の国と地域に対応したサービスを展開しています。製造業やエネルギー、農業、防災など、さまざまな産業におけるデジタルトランスフォーメーションを推進し、持続可能な地域社会の構築にも貢献しています。詳細な情報や最新の技術については、公式ウェブサイトをご覧ください(
ソラコム公式サイト)。
AWS re:Invent 2025への期待が高まる中、松下享平がどのような新しい視点を提供するのか、一層の注目が集まることでしょう。