女子美術大学とヒットが共演する屋外広告の未来
横浜市に本拠を置く株式会社ヒットが、華やかな渋谷を舞台にする新たなプロジェクトを発表しました。その名も「女子美×ヒットビジョン コラボレーション展」。この展示は、女子美術大学の学生たちが制作した映像作品を2025年8月4日から8月31日にかけて、渋谷駅前の大型デジタルボードで放映するというものです。
プロジェクトの概要
「女子美×ヒットビジョン コラボレーション展」は、13名の学生による多彩な映像作品が並びます。このプロジェクトは、教育の一環として学生が自ら手掛けたクリエイティブな映像を、リアルな都市空間である渋谷で紹介する試みです。ヒットの持つ「シブハチヒットビジョン」と「シンクロ7シブヤヒットビジョン」での放映により、彼らの作品は多くの通行人や観光客の目に触れることになります。
この試みは、学生が屋外広告業界に興味を持つきっかけとなり、今後のクリエイティブ業界に新たな風を吹き込むことが期待されています。ヒットでは、これまでにも国内外のアーティストの作品を展示するなど、屋外広告をクリエイターの表現の場として発展させてきた実績があります。
美術大学の歴史と意義
女子美術大学は、1900年に設立された日本で最も古い女性専用美術大学です。その教育理念には「芸術による女性の自立」が掲げられており、様々な分野で活躍する女性たちを輩出しています。今回のプロジェクトは、未来のクリエイターたちが新たな挑戦を通して成長するための貴重な機会です。参加する学生たちは、アート・デザイン表現学科に所属する3年生及び大学院生たちで、一緒に制作に取り組んでいます。彼らの作品は、街を行き交う人々の日々に少しでも彩りを添えることができるでしょう。
サポート教員のコメント
このプロジェクトに関わった女子美術大学の教員たちは、学生たちが制作した映像が街の中でどのように受け入れられるかに期待を寄せています。「学生たちは渋谷を訪れ、街の雰囲気や人々の視線を観察し、実験しながら映像を作り上げました。歩きながら思わず笑ってしまったり、心に残るような作品を目指しました」と語ります。
ヒットの取り組み
1991年に設立されたヒットは、屋外広告のリーディングカンパニーとして多様なソリューションを提供しています。特に大型DOOH(デジタルアウトオブホーム広告)に特化したクリエイティブ制作を進め、新たな表現方法を模索しています。今回のコラボ展示もその一環で、街中での華やかな広告文化を演出し続けています。
この夏、渋谷の街並みに新たなアートの息吹が吹き込まれることでしょう。学生たちの新鮮な視点とアイデアが詰まった映像作品に、ぜひご注目いただきたいです。