EEMサミット日本初開催
2025-06-03 09:50:47

エネルギー効率向上を目指すEEMサミットが日本で初開催

エネルギー効率向上に向けた取り組みが始まる



2025年6月24日、東京の大崎で、日本初の「Energy Efficiency Movement(EEM)サミット」が開催されます。このイベントは、ABBとアルファ・ラバルが共催し、エネルギー効率の向上、脱炭素化、さらには持続可能な社会の実現を目指して、業界を超えた企業や団体が集まることになります。このサミットは、参加者がそれぞれの成功事例を共有し、実践的なアクションや連携の礎となることを期待されています。

基調講演と参加企業



サミットでは、ABBのモーション事業本部の事業本部長プリティッシュ・ダラール氏が登壇し、「持続可能な未来」を実現するためのエネルギー効率向上の重要性について語ります。また、スウェーデン大使館や大阪送風機製作所なども登壇予定です。参加者は、エネルギー効率改善が企業競争力を向上させるとともに、CO₂排出削減にも貢献することを学ぶことができます。

ABBは、電動化と自動化を通じて産業界の変革を支援しており、エネルギー効率の向上をコアテーマとしています。企業が持続可能な社会を実現するために即効性あるステップを踏み出すことが求められている中で、日本初のサミットを開催できることに対して、ダラール氏は大きな期待を寄せています。

一方、アルファ・ラバル株式会社のエネルギー事業本部長・山本孝臣氏も同様の見解を示し、エネルギー効率の改善が持続可能な社会を作り出す鍵であるとしています。彼は、熱回収やプロセス最適化を通じて産業界の効率化を進める取り組みについての成功事例を共有することで、日本での新たな一歩を踏み出すことが期待されています。

開催概要



  • - 名称:第1回 Energy Efficiency Movement サミット
  • - 日時:2025年6月24日(火)13:00~15:30(12:30受付開始)
  • - 会場:ABB株式会社 大崎オフィス(東京都品川区大崎2-1-1 ThinkPark Tower 22F)+オンライン(MS Teams)
  • - 参加費:無料(事前登録制)
  • - 申込フォームこちらをクリック
  • - 使用言語:日英逐次通訳あり

Energy Efficiency Movementとは



「Energy Efficiency Movement」は、2021年にABBとアルファ・ラバルが設立したグローバルな非営利団体であり、エネルギー効率の向上を通して脱炭素を加速することを目的としています。現在、500社以上が参加し、スイスのチューリッヒを拠点に活動しています。この団体は、持続可能な未来に向けた取り組みを支え合うプラットフォームとして、様々な業界の企業が集まっています。

アルファ・ラバルとABBの役割



アルファ・ラバルは、真の持続可能な未来を実現するために、顧客と共に業界を革新していく責任を負っています。彼らの技術とソリューションは、エネルギーや食糧、水の確保に貢献し、同時に脱炭素化にも寄与します。

ABBもまた、モータとドライブにおけるリーダーとして、持続可能な未来を築くための革新的技術を開発しています。エネルギー効率や脱炭素に関連するソリューションを提供することで、産業界全体が持続可能になることを目指しています。

今後の展望



開催が迫るこのEEMサミットは、参加企業や団体にとって、持続可能性向上に向けた新たなインスピレーションを得る場となるでしょう。エネルギー効率が企業戦略として欠かせない要素となる中で、各社がどのように効率的な運営を行っていくのか、その取り組みが注目されます。業界全体が連携して持続可能な社会を実現するための足掛かりとして、このサミットの成否が今後の課題となるでしょう。


画像1

会社情報

会社名
ABB株式会社
住所
東京都品川区大崎2-1-1ThinkParkTower22階
電話番号
03-4523-6151

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。