シンガポールにリユースショップ「2nd STREET」が初出店!
株式会社ゲオホールディングスの海外展開の一環として、シンガポールにて初めてとなる「2nd STREET 313@somerset」が2025年4月29日にグランドオープンします。この出店は、リユース事業を基盤にした成長戦略の一環であり、リユース市場の拡大を目指していることが背景にあります。
シンガポール初進出の意義
シンガポールは独自の経済圏を持つ「小さな都市国家」であり、人口約604万人を抱え、若年層を中心に環境問題やサステナビリティへの関心が高まっています。これに対して、リユースファッションを提供する店舗はまだ十分に整っていないため、セカンドストリートの出店により需要に応えることが期待されています。この1号店は、シンガポールにおけるリユース事業のスタート地点として位置付けられています。
『2nd STREET 313@somerset』の特徴
新店舗「2nd STREET 313@somerset」では、約10,000点のリユース商品を取り揃えています。これは、全国のセカンドストリート店舗から集めた厳選された商品であり、ラグジュアリーブランドからカジュアルブランドまで幅広いラインアップが特徴です。特に、サマセットエリアという若者に人気の高い立地条件を考慮すると、NIKEやadidasといったトレンドを反映したスニーカーも豊富に取り扱います。
店内は白を基調にしたスタイリッシュなデザインで、清潔感に溢れています。また、デジタルサイネージが設置されており、動的で楽しめる買い物の場を提供します。さらに、開店と同時に買取サービスも提供することが決まっており、地域のニーズに即したサービス展開が期待されます。
グローバルな戦略と今後の展望
ゲオホールディングスは、2024年度を「グローバル化元年」とし、リユース事業の国際展開を加速させています。市場調査に基づき、さらに30店舗の出店を計画しています。シンガポール市場の特性を活かし、高級ブランド品の買取専門店や日本のアニメ文化を取り入れた店舗も展開する可能性が示唆されています。
中村努代表取締役社長は、シンガポールの経済的強みを強調し、購買力や商業収容能力を考慮した今後の出店計画を描いています。これにより、リユース市場におけるグローバルリーダーとしての地位を確立することを目指しています。
まとめ
「2nd STREET 313@somerset」のオープンは、リユースファッションの未来を変える重要なステップです。同店がシンガポールにどれほどの影響を与えるのか、今後の展開に注目です。また、国内外におけるリユース文化の普及を通じて、循環型社会への一歩を踏み出すことが期待されています。セカンドストリートの公式ウェブサイトやInstagramも要チェックです!