JR九州は、三井住友カード株式会社、株式会社ジェーシービー、日本信号株式会社、QUADRAC株式会社と共同で、タッチ決済を活用した実証実験を拡大すると発表しました。
今回の発表では、日豊本線・久大本線の16駅が対象駅に追加され、実証実験対象駅は合計84駅に拡大されます。追加される駅は、日豊本線では別府駅から大分駅までの4駅、久大本線では大分駅から由布院駅までの13駅です。
さらに、実証実験の全対象駅で利用できるカードブランドに、Mastercard、Diners Club、Discover、銀聯が追加され、これにより7大国際ブランド全てに対応することになります。これにより、訪日外国人観光客を含む幅広い利用者の利便性向上と、キャッシュレス化促進が期待されます。
実証実験は、2024年11月20日から開始され、2026年3月31日まで実施される予定です。JR九州は、本実証実験を通して、日常利用や訪日外国人を含む来街者の利便性向上やサービスの効果を検証していきます。
タッチ決済は、自動改札機や専用端末にタッチ決済対応のカードやスマートフォンをかざすことで、改札を通過できる便利なシステムです。サインや暗証番号の入力も不要で、スピーディーかつ安全に利用できます。
JR九州は、今後もタッチ決済の導入を進め、利用者の利便性向上と地域経済の活性化に貢献していく予定です。