酒蔵王手門がIWSC2024での快挙
宮崎県日南市に位置する老舗の焼酎蔵、株式会社酒蔵王手門が、2024年開催のインターナショナルワイン&スピリッツコンペティション(IWSC2024)において、SHOCHU部門のプロデューサートロフィー賞を獲得しました。この賞は、単なる商品のパフォーマンスだけでなく、蔵の取り組み全体が総合的に評価されるもので、IWSCにおける最高位の栄誉とされています。
IWSCとは?
IWSCは1968年にロンドンで設立された世界的な酒類品評会で、毎年多種多様な酒類が集結し、専門家によって厳正に評価されます。世界三大酒類コンペティションの一つとされるその名誉ある大会での受賞は、酒蔵の品質と取り組みの証です。
酒蔵王手門の歴史と転換点
酒蔵王手門は1895年に創業し、長年にわたり本格焼酎の製造に携わってきました。しかし、2022年にシンワフーズケミカル株式会社の傘下に入ることで、酒蔵の運営に大きな転機を迎えました。専門商社としての基盤を持つシンワフーズの支援を受け、酒蔵は新たな挑戦に踏み出しました。この変化が、今回の賞の受賞へと繋がったのです。
2023年には「あくのくろぶか」が最高金賞トロフィーを受賞し、2024年には「まだこ」が最高金賞を、さらに「牢」が金賞を受賞しています。特に「まだこ」は、タコのように絡みつく味わいを追求した芋焼酎で、無割水製法を用いることで品質の高さが際立っています。
焼酎プロデューサートロフィー賞の意味
今回受賞した焼酎プロデューサートロフィー賞は、名だたる酒蔵の中での選出であり、酒蔵王手門の取り組みが国際的に評価されたことを意味します。代表取締役の北谷知生氏は、「無割水製法を用い、より純粋な味わいを提供したいという思いが評価されたのだと思います。」と語っています。これからもその名声に恥じない品質の維持に努めていくと誓っています。
受賞歴の例
あなたの興味を引くかもしれない、酒蔵王手門の受賞歴を以下にまとめました:
- - IWSC2024: まだこ (芋) 最高金賞、牢 金賞、酒蔵王手門 焼酎プロデューサートロフィー
- - IWSC2023: あくのくろぶか 最高金賞トロフィー
- - TWSC2024: まだこ (芋) 最高金賞・ベストカテゴリー賞
- - KuraMaster2024: 超不阿羅王原酒 TF-55 金賞
酒蔵王手門の魅力
酒蔵王手門は、宮崎県日南市北郷町に位置する1895年創業の老舗です。代表銘柄『銀滴』は、創業者がかつて見た美しい蒸留液を宝石のように見立てて名付けたもの。今ではこの『銀滴』は昭和天皇の献上酒としても知られています。
酒蔵王手門の製品は、確かな技術と情熱から生まれており、多くのファンに愛されています。今後も、そのユニークな製法と高品質の焼酎を通じて、国内外にその名を広めていくことでしょう。
公式ウェブサイト:
酒蔵王手門
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株式会社酒蔵王手門
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