フライト決済センター、非対面取引を開始
株式会社フライトソリューションズが運営するフライト決済センターが、2022年の運用開始以来、ついに非対面取引(eコマース取引)をスタートします。これにより、フライト決済センターは「対面決済」と「非対面決済」の両方を兼ね備えたオールインワンプラットフォームとして進化し、登録型継続課金サービス(リカーリング)を展開することで、キャッシュレス決済のシームレス化を実現します。
近年、インターネットの普及によって、eコマース取引やオンライン診断といった非対面型サービスの需要が高まっています。フライト決済センターはこの流れに応じて、非対面決済のサポートを強化。利用者が必要な情報を事前に登録しておけば、クレジットカードなしでの決済が可能になる登録型継続課金サービスを導入します。このサービスは特に、高齢化が進む日本において、在宅医療の現場などで今後の利用が期待される流れを受けたものです。
従来、在宅医療におけるキャッシュレス決済は、訪問先で専用端末を使う必要がありましたが、今回の登録型継続課金サービスを利用することで、クレジットカードの情報を事前に登録することで簡単に支払いが行えます。これにより、サービス提供者は端末の準備コストを削減でき、利用者は急な診察時でも現金を用意する手間が省けるため、心理的な負担が軽減されます。
今後、フライト決済センターは対面・非対面のハイブリッド決済サービスを展開する予定です。例えば、病院での初診時にクレジットカード情報と診察券番号を紐づけておくことで、2回目以降の診療では、カードなしで自動的に課金が行える「持たない・待たない」決済サービスが実現します。サブスクリプション料金体系のスポーツジムや学習塾、さらには入院費の定期的な精算でも利便性が向上します。これにより、顧客体験も向上し、利用者の時間的拘束が軽減されることが期待されています。
フライト決済センターでは、2025年1月より非対面決済サービスを開始予定。今後のサービスとしては、対面・非対面のハイブリッド型決済が展開されていくことで、より多様なニーズに応えていく方針です。フライトソリューションズは、今後もフライト決済センターの機能を更に強化し、キャッシュレス決済を利用する人々の利便性を向上させることに力を入れていきます。
フライトソリューションズの歴史
フライトソリューションズは、日本で初めてiPhoneによるクレジットカード決済ソリューションを導入した企業で、2010年の創業以来、業界をリードしています。自社端末「Incredist」シリーズやAndroid端末でのタッチ決済「Tapion」など、革新的な決済サービスを展開し続けています。スマートフォンやタブレットを活用した決済サービスの開発・販売からサポート、受託開発まで広範な事業を展開し、デジタル社会への貢献を続けています。今後もさらなるサービスの拡充が期待されています。