横浜の酒屋が挑む新たなクラフトビールの旅
創業から150年が経つ老舗酒屋が新たな挑戦を始めました。神奈川県横浜市に本社を持つ株式会社坂口屋が運営する「TDM 1874 Brewery」は、クラウドファンディングを通じて資金を募り、横浜・天王町に新しい醸造所を設立します。この新しい施設の完成に向けたプロジェクトは、2025年6月15日まで締め切られています。目標資金は200万円。新たなブルワリーのオープンによって、ビールの生産量は現在の3倍にまで拡大します。
この新醸造所では、アメリカのPREMIER社製の最新設備を導入し、高品質なビールの生産と効率化が図られます。これにより、TDM 1874 Breweryは世界へ向けた一歩を踏み出し、より多くの人々においしいビールを届けることを目指しています。
クラウドファンディングの内容とリターン
「応援してよかった」と思ってもらえるよう、参加者には独自のリターンが用意されています。クラウドファンディングの特典として、以下のポイントが挙げられます。
1.
美味しさ向上: より良いビールの提供を目指し、品質向上に尽力します。
2.
クラフトビール文化の普及: 横浜の魅力を伝えるとともに、ビール文化を根付かせる活動を展開します。
3.
海外への挑戦: TDMのビールを世界に輸出し、グローバルな展開に挑戦します。
このクラウドファンディングでは、参加者に今後のイベントに招待するリターンや限定ビールセット、さらにはオリジナルグッズなども用意されています。特に、クラウドファンディング限定のビールセットは、醸造長が特別に考案した自信作です。ビール通の方々にとって、ぜひ楽しんでもらいたい逸品となるでしょう。
TDM 1874 Breweryの背景と魅力
TDM 1874 Breweryは、株式会社坂口屋が手掛けるクラフトビールブランドです。横浜の十日市場に根を持ち、1874年に創業したこの酒屋は、地域の特色を大切にしながら、厳選された素材を使い本格的なビール造りを進めています。これまでの品質が評価され、国内外のコンテストで数々の金賞を受賞するほどの実力を誇っています。
地域に密着した酒屋としてのアイデンティティを持ちつつも、TDM 1874 Breweryは新たなスタイルを取り入れ、進化を続けています。醸造所の設立によって、さらなる成長を目指す姿勢は、地元のファンにも好評です。
これからの展望
坂口屋の加藤葉月さんは、初のクラウドファンディングに対し、多くの支援を受けることとなったことに深く感謝しています。おいしいビールを一緒に創りたいという思いが、この取り組みへの情熱に繋がっています。新ブルワリーの計画はまだ始まったばかりですが、彼女は今後も多くの人々にTDMのビールを届け続けることに力を入れていくと誓っています。
TDM 1874 Breweryの物語は、参加者一人一人の支援があってこそ実現するもの。この挑戦を応援し、共にJAPANのクラフトビール文化を広げていく機会に、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。あなたの応援が、次の世代のビールを創る力となります。