環境に優しい釣りえさ「SABIKI」登場!
海中レストランの「萬坊」が新たな取り組みとして、食料廃棄物を釣りえさに加工した「SABIKI(サビキ)」を発表しました。この商品は、釣りの楽しみを提供するだけでなく、フードロスを減らすことを目的としています。
ECCYCLE PROJECTとは?
このプロジェクトは、IMARI株式会社と九州大学の学生チームが中心となり、SDGsの目標を達成するためのものです。特に「質の高い教育をみんなに」、「つくる責任 つかう責任」、「海の豊かさを守ろう」という目標に合わせた解決策を提案しています。食料廃棄物を釣りえさに変えることで、海の環境保護にも寄与します。このプロジェクトを通じて、釣りを楽しみながら環境問題に関心を持ち、食育にもつながることを期待しています。
釣りえさ「SABIKI」詳細
「SABIKI」は2022年8月25日(木)に発売され、海中レストラン萬坊や釣り具の「まるきん」の各店で購入可能です。容量は390gで、3人家族の平均的な1日の食料廃棄物の量と同等です。心理的に新しい料理や食材を使用することで、消費者に環境意識を高めてもらう狙いがあります。
イベント「海の中の教室」
さらに、「SABIKI」の発売を記念して、特別なイベント「海の中の教室」が開催されます。このイベントは、海中レストラン萬坊を利用し、小学1年生から6年生を対象にした食育プログラムです。子供たちは海の生き物を観察し、釣りを体験し、さらには料理を通じて海の恵みを学びます。給食には萬坊自慢の「いかの活き造りコース」が用意されており、参加者は海と食を実際に体験することができます。
イベント詳細
- - 日時: 2022年8月25日(木)10:00~15:00
- - 場所: 佐賀県唐津市呼子町殿ノ浦1944番地1、海中レストラン萬坊
- - 参加人数: 小学生とその保護者10組
- - 参加費: 大人3000円(税込)、子供2000円(税込)
- - お申し込み: 応募フォーム(7/31まで受付)
万坊代表の思い
「萬坊」の代表取締役社長、太田順子氏は、海の恵みに感謝し、環境問題に対する意識を高めることが重要だと語ります。特に海洋ごみの問題は私たち自身の意識改革が必要であり、子供たちに海の大切さを知ってもらう機会を提供することが、持続可能な社会の第一歩となると相信しています。
この新たなプロジェクトを通じて、萬坊は持続可能な未来に向けた一歩を踏み出しました。亀のように、ゆっくりとした変化ではありますが、前向きな行動を積み重ねることで、自然環境の保護と食を楽しむ文化が共存できる世界を目指しています。