新演出《サロメ》公開
2025-06-09 15:20:06

R・シュトラウスの新演出《サロメ》が全国公開、注目の演出とキャスト

R・シュトラウス《サロメ》が新たな幕を開ける!



2024-25シーズンの最も注目すべき舞台が、ついに日本にやってきます。オスカー・ワイルドの名作戯曲を基にしたR・シュトラウスのオペラ《サロメ》が、6月27日(金)から全国で公開されることが発表されました。この新演出は、ニューヨークのメトロポリタン・オペラ(略称:MET)で20年ぶりに登場し、特に注目されているのがその演出家クラウス・グートです。

新演出の魅力とは?



今回の新演出は、官能的な音楽とともに、光と闇の対比が巧みに活用されたものとなっています。グート氏は、現代の視点からヴィクトリア朝時代に設定された物語を再解釈し、登場人物たちの深い心理を掘り下げています。特に、聖者ヨカナーンに強く惹かれる少女サロメの心の葛藤がどれほど鮮やかに描かれるのか、期待が高まります。

スターキャストが集結!



サロメ役を努めるのは、現在最も注目を集めているスター・ソプラノ、エルザ・ヴァン・デン・ヒーヴァーです。彼女の力強い歌声と迫力ある演技は、多くの観客を魅了することでしょう。また、サロメに恋心を抱かれながらも拒絶する預言者ヨカナーン役には、人気バリトン歌手のペーター・マッテイが名を連ねています。さらに、王妃であるヘロディアス役には、グラミー賞受賞のミシェル・デ・ヤングが登場します。豪華なキャストが揃い、音楽と演技のハーモニーが楽しめること間違いなしです!

クラウス・グートの視点



クラウス・グートの演出は、ただ音楽や演技の美しさを追求するだけでなく、その中に潜む人間の本質を引き出すような深みがあります。観客は、サロメが持つ欲望や葛藤に心を揺さぶられ、物語が持つ緊迫感を体感できることでしょう。特に、サロメが自らの命を賭けてでも手に入れた「ヨカナーンの首」のシーンは、視覚的にも精神的にも強烈なインパクトを与えます。

上映情報



《サロメ》の上映は、6月27日から7月3日までの1週間限定。特に東劇では、7月10日までの延長上映も行われるので、見逃しのないよう要チェックです。上映館は全国に広がり、地方在住の方々にもこの素晴らしい作品を楽しむ機会が提供されます。

公式サイト



詳細情報は公式サイトを参照してください。METライブビューイング公式サイト

最後に



新演出《サロメ》は、オペラファンだけでなく、初めてオペラを観る方にも強い感動をもたらすことが期待される作品です。エルザ・ヴァン・デン・ヒーヴァーのパフォーマンスと、クラウス・グートの演出に、目が離せません。この機会に、ぜひ劇場でその臨場感を味わってください。


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会社情報

会社名
松竹株式会社
住所
東京都中央区築地4丁目1番1号 東劇ビル
電話番号

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