新デザート開発の舞台裏
名鉄小牧ホテルが35周年記念事業の一環として、地元の修文学院高等学校と連携し、新デザートメニューを開発しました。このプロジェクトは、森永乳業の「Variche(バリッチェ)」アイスを使用し、高校生たちがアイデアを提案するというものです。
産学連携プロジェクトの概要
この取り組みが始まった背景には、地域文化の振興や高校生たちの教育支援がありました。名鉄小牧ホテルは、地域に根ざしたソリューションとして若い世代に実際のメニュー作りを経験させることで、彼らを育てることに貢献しています。高校生たちは、実際にホテルで提供されるメニューを考案し、取り組みを通じて商品開発から販売の一連の流れを学びます。
発表会の様子
2025年7月17日に行われた発表会では、最終選考に残った5チームがアイデアを披露しました。試食を重ねながら、選ばれた2品は名鉄小牧ホテルのカフェアザレアで販売される予定です。それぞれのメニューは、若者ならではの感性とプロのパティシエの技術が融合して、特別なスイーツに仕上がりました。
Variche(バリッチェ)の魅力
今回のプロジェクトで使用された「Variche(バリッチェ)」は、食べる楽しさを体験できるカップアイスです。チョコをバリッと割ってから食べるスタイルで、中には様々な大きさのチョコがたっぷり入っています。アイスの容量は110mlで、希望小売価格は300円(税抜)となっており、東海・北陸エリアで先行販売されています。
メニュー開発の流れ
このプロジェクトでは、以下のような段階を経てメニュー開発が進められました:
1.
企画説明会:名鉄小牧ホテルからプロジェクトについての説明と共に、「バリッチェ」の特長を学ぶ。
2.
メニュー開発開始:高校生たちが17チームに分かれ、それぞれのアイデアを形にする。
3.
一次選考会:書類審査が行われ、最終選考へ進む5チームが決定されました。
4.
パティシエのアドバイス:名鉄小牧ホテルのプロのパティシエから直接アドバイスを受け、アイデアを佳作に仕上げる。
5.
最終発表:選ばれたメニューが発表され、商品としてホスピタリティの高いホテルで提供されることに。
地域への貢献と期待
名鉄小牧ホテルはこの取り組みを通じて、将来のシェフやパティシエを目指す高校生たちへ実践的な学びの場を提供しています。生徒たちは、現場でのオペレーションや時間配分を考慮しながら、実社会で必要となるスキルを磨く貴重な機会を得ています。このプロジェクトを通じて、彼らが果たしてどのように成長していくのかが期待されます。
名鉄小牧ホテルは地域文化の振興だけでなく、教育支援も行いながら、地元との結びつきを強化しています。新デザートメニューは、これからも地域のシンボルとして、多くの人々に愛されることでしょう。ぜひ新感覚のスイーツを体験してみてください。