画像診断システムの新時代
2024-03-25 14:08:21

放射線診断医が開発した完全都度払いの画像診断システムの魅力とは

放射線診断医が新たに開発した「画像診断ラウンジ」



影山広行医師が設立した株式会社ドクターバンクが、完全都度払いの遠隔画像診断システム「画像診断ラウンジ」の提供を開始しました。このシステムは、影山医師自身の豊富な診断経験をもとに設計され、従来の画像診断の課題をクリアする新しい選択肢を提示しています。

遠隔画像診断とは



遠隔画像診断とは、病院やクリニックで撮影されたCTやMRIなどの医療画像をインターネットを通じて放射線診断医が診断する仕組みです。影山医師は2003年からこの分野に携わり、年間1万件以上の症例を扱ってきました。しかし最近感じたのは、進歩のスピードが鈍化しているということです。このため、より多くの症例を集め、自身の技術を深化させるべく新たなシステムの開発に着手しました。

「画像診断ラウンジ」の特長



1. 完全都度払い制



従来のシステムは固定費や高額な機材の購入を必要とし、時に病院やクリニックのニーズには合わないことがありました。この「画像診断ラウンジ」では、必要な時だけ依頼できる完全都度払い制を導入。これにより、病院やクリニックは必要な症例のみを頼むことができ、コストを最小限に抑えることが可能です。

2. 高い秘匿性



影山医師がすべての医療情報を管理し、他者の目に触れることはありません。また、高度なセキュリティシステムを採用することにより、情報漏洩のリスクを大幅に低減しています。これにより、セカンドオピニオンを求めたり、示談訴訟対策のために診断報告書が必要な場合でも安心して利用できます。

3. 多様な情報提供



他のシステムと異なり、「画像診断ラウンジ」は画像だけでなく、動画や三次元画像といった多様な形式での情報提供も可能です。これによって、患者や医療機関はより多角的な視点から診断を進められるメリットがあります。さらに、DICOM viewerソフトとしてOsirixMDを利用し、ポストプロセス画像も多く提供できるよう工夫されています。

4. 一括依頼によるコストダウンと診断精度向上



同一患者に対してCT、MRI、PET-CTなどの検査を同時に依頼することで、料金が割安になり、診断精度も向上します。これにより、一貫した診断結果が得られやすく、医療機関にとっても大いに利点となります。

医療への貢献



影山医師は、診断が難しい珍しい症例の集積を進めることで、自らの技術向上と医療の進展を目指しています。完全都度払いの導入により、患者や医療機関は遠隔画像診断を気軽に利用できる環境が整えられています。

未来への展望



株式会社ドクターバンクでは、今後このシステムを他の放射線診断医にも普及させるため、商品化を進めています。すでに特許も取得しており、パートナーシップを求めています。興味のある方は公式サイトからお問い合わせください。

公式サイト

影山広行医師は、三重大学医学部と北海道大学大学院を卒業後、放射線診断の道を歩み続けています。医療業界の進化を支えるこの新たなシステムによって、今後の医療現場がどのように変化するのか、注目が集まります。

会社情報

会社名
株式会社ドクターバンク
住所
大阪市中央区北久宝寺町3-6-1 本町南ガーデンシティ7階
電話番号

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