新たな不動産学講座
2025-09-19 12:43:21

慶應義塾大学で不動産学を深める新講座の開講が決定

慶應義塾大学にて不動産学概論を開講へ



慶應義塾大学商学部は2025年度秋学期に「不動産学概論」という新しい寄附講座を開設します。この講座は不動産三田会による寄附を受けて実施され、個人や企業の不動産に対する見方の変化を背景に、不動産業界への関心の高まりを受けたものです。

開講の背景


近年、日本の不動産市場において、さまざまな要因から転換期を迎えており、企業や個人の不動産に対する意識も多様化しています。そのため、この講座は不動産業の次世代リーダーを育成することを目的としています。慶應義塾大学は、多くのビジネスリーダーを輩出してきた実績を持ち、塾生(この大学の在学生)に新たな視点で不動産業や都市計画の重要性を理解してもらうための取り組みです。

講座の目的と内容


講座は不動産及び都市開発をテーマにしており、業界で活躍する卒業生たちが講師として参加します。講義はオムニバス形式で行われ、さまざまな不動産関連業種の理解を深めるための工夫がなされています。具体的には、ホテル業、物流業、不動産証券化といった多面的な視点から、現状の課題や未来の展望を掘り下げ、受講生が実践的な知識を身につけられるように計画されています。

予定講師陣


今年度の講師には、以下のような著名な業界リーダーが招かれる予定です。
  • - 中山善夫氏(株式会社ザイマックス総研 代表取締役社長)
  • - 杉山あやの氏(三菱地所・サイモン株式会社 経営企画部部長)
  • - 各務徹氏(三井不動産レジデンシャル株式会社 専務執行役員)
  • - 梅田圭氏(みずほ信託銀行株式会社 取締役会長)

講座は、慶應義塾大学三田キャンパスで開講される予定で、3・4年生の商学部生はもちろんのこと、他学部の学生も履修可能となっています。リーダーたちの経験や知識を元に、受講生は実際のビジネスシーンでの課題に対する理解を深めることが期待されています。

不動産三田会の役割


不動産三田会は、1988年に設立され、以来不動産業界における塾員の地位向上や安心した取引の実現に寄与しています。2025年には37周年を迎え、現在約1,167名の会員が在籍しています。このように歴史ある同窓会が南は日本中で活躍するリーダーたちとともに、本講座を作り上げていく姿勢は、塾生にとっても大きな励みになるでしょう。

この新しい講座を通じて、未来の不動産に興味を持つ若い力が育ち、業界全体の発展につながることが期待されています。受講生は、この講座をきっかけに不動産業界への理解を深め、将来的には日本の不動産を支える存在になっていくことでしょう。


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会社情報

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不動産三田会
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