MEGAZONE株式会社と伊藤忠テクノソリューションズの資本提携
MEGAZONE株式会社と伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(CTC)が資本提携し、韓国企業Megazoneの発行済み株式の49%をCTCが取得しました。本提携は、両社のクラウドサービス開発におけるシナジーを高めることを目指しており、特に日本及びアジア全体のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するための大きな一歩となります。
提携の目的と期待される効果
この資本提携を通じて、MEGAZONEとCTCはコストの最適化や運用の負荷軽減を図ることができます。具体的には、両社の既存の販売網を利用して、より多くの企業にクラウドサービスを提供し、日本国内でのクラウド活用のさらなる拡大を目指します。この取り組みにより、企業のDX化がより迅速かつ効率的に進むことでしょう。
MEGAZONE株式会社の概要
- - 設立: 2019年4月25日
- - 所在地: 東京都渋谷区
- - 代表取締役: Wonwoo Cho
- - 主なビジネス: クラウド・ホスティングサービス
MEGAZONE株式会社は、アメリカに本社を置く母会社MEGAZONE Corporationの51%の株を保有し、CTCが49%を占める形で、資本関係を強化しています。これにより、両社の連携がより一層促進されるでしょう。
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社の紹介
- - 設立: 1979年7月11日
- - 所在地: 東京都港区
- - 代表者: 柘植一郎
- - 主要事業: コンピュータネットワークシステムの販売・保守、情報処理サービス
伊藤忠テクノソリューションズは、長い歴史を持つ技術企業であり、幅広い情報技術サービスを展開しているため、Megazoneのクラウドサービスと相互補完的に機能することが期待されます。
新役員体制
MEGAZONEの新たな役員体制は次の通りです。
- - 代表取締役: Wonwoo Cho
- - 取締役副社長兼CFO: 児玉孝雄
- - 取締役: Sungguk Ahn(非常勤)
- - 監査役: Hyungwoo Chon(非常勤)
両社のクラウド関連サービス
提携を機に両社は様々なクラウドソリューションを提供していく計画です。特に注目されるサービスには以下があります。
- - Hyper Billing: 複数アカウントのAWSコスト管理が可能となり、クラウドの料金運用が効率化されます。詳しくはこちら
- - EduCloud: 特別なAWSアカウントを持たずとも、簡単にAWSサービスを利用できるバウチャーチケットサービスです。詳しくはこちら
- - SpaceONE: 複数のクラウドサービスを一元管理し、運用の負荷を軽減するソリューションであり、企業の運用がより簡易に行えるツールです。
まとめ
MEGAZONEと伊藤忠テクノソリューションズの資本提携は、企業がデジタル化を進める中で、大きな影響をもたらすことでしょう。新たな役員体制により、両社のクラウドサービス展開は迅速で効果的に行われ、多くの企業に新しい価値を提供することが期待されています。今後の展開に注目です。