妊婦体験イベントの実施
BABY JOB株式会社は、待望の妊婦体験システム「MommyTummy」を使用した体験会を実施しました。このイベントは、男性従業員を対象とし、妊婦の大変さやその喜びを体感することを目的としています。会場となった同社本社では、妊娠初期から臨月までの疑似体験が行われ、参加者は妊婦の身体的な負担を実感しました。
妊婦体験システム「MommyTummy」とは?
「MommyTummy」は、妊娠中の様々な状態を再現するために設計されたシステムです。参加者は、腹部に温水を注入し、胎児の成長に伴う重さや温かさを感じるとともに、内部のバルーンが胎動をシミュレートします。このような体験を通じて、妊娠という特別な状態がもたらす様々な感情や身体的な負担を理解することができるのです。
男性従業員の体験談
体験会では、参加者からの率直な感想も寄せられました。ある30代の男性は、「とても重くて、身体的な負担が大きいと感じました。妊娠期間の約10カ月はかなり大変です。」と述べました。また、40代の別の参加者は、「温かさや胎動を実際に体感して、妊娠中の妻にもっと寄り添うべきだったと反省しています。」と感想を述べました。
さらに、日常生活の大変さについてもコメントがありました。靴下やズボンを履くのが難しく、自分の身体にお腹の圧迫感を感じたという参加者もいました。このような体験を通じて、男性従業員は妊娠を体験することで、より深い理解を得ることができました。
今後の展望
このような体験を通じて得た理解をもとに、BABY JOBは妊婦への理解を深める活動を拡充していく方針です。2024年4月から始まる大阪・関西万博では、さらに多くの方に「MommyTummy」を体験してもらい、妊娠に対する社会的な意識改革を促進していくことを目指しています。
子育て支援サービス「手ぶら登園」とは
BABY JOBが提供する「手ぶら登園」は、保育施設向けに紙おむつとおしりふきを使い放題にする日本初のサブスクリプションサービスです。このサービスは、 保護者と保育士の両方の手間を軽減するものであり、導入施設は2019年から急増しています。利用者の声としては、朝のおむつを忘れる心配がなくなることや、保育士の負担が減り、より保育に集中できるようになったとのことです。
まとめ
BABY JOB株式会社は、妊娠への理解を深め、子育て支援サービスの向上を目指す取り組みを進めています。妊婦体験の実施や時代に即したサービスの提供を通じて、より良い子育て環境の実現を目指しています。