企業型DCへの新たな取り組みが始まる
企業型確定拠出年金(企業型DC)の導入支援を専門とする株式会社アーリークロス(本社:福岡県福岡市)が、税理士法人リライト(本社:東京都千代田区)と戦略的な連携を開始したと発表しました。この連携により、中小企業の経営者や従業員に対するより効果的な資産形成のサポートが実現されます。
企業型DCとは?
企業型DCは、企業が従業員のために積み立てる年金制度で、従業員は自らの退職金を将来的に受け取ることができる仕組みです。これにより、個人の年金資産を形成し、老後の生活の安定を図ることが可能になります。アーリークロスは、この制度を用いて中小企業の健全な成長を後押しすることを目指しています。
連携の意義と狙い
アーリークロスの代表取締役・花城正也氏は、企業型DCを利用した退職金や福利厚生制度を構築するための支援を行い、中小企業における資産形成と金融リテラシーの向上を重視しています。また、税理士法人リライトとの提携を通じて、経営者や従業員一人ひとりが将来に向けた確実な資産形成を実現できるよう、より効果的なコンサルティングを提供します。
税理士法人リライトの強み
一方、税理士法人リライトは「日本を再び明るく(Relight)」という理念のもと、中小企業の成長をサポートする税務・会計・経営コンサルティングを行っています。リライトは、月次顧問によって財務を可視化し、経営者の意思決定をサポートする「伴走型支援」を強みとしています。これにより、経営者の「数字の不安」や「将来への漠然とした悩み」に対して、実務的かつ戦略的な解決策を提供します。
企業のライフステージに応じたサポート
リライトは、創業支援、資金繰り・財務改善、事業承継・相続対策など、企業のライフステージに応じた幅広いサービスを展開しています。東京を中心に、横浜・湘南・池袋・恵比寿・福島・福岡といった全国の拠点を持ち、地域に根差したサポートを行っています。アーリークロスとの連携により、特に中小企業の資産形成に関するサービスが一層強化されることでしょう。
アーリークロスの今後の展望
アーリークロスは事業の拡大と企業型DCの普及を目指して、人材採用を強化しています。福岡本社をはじめとして、各拠点において新たな仲間とともに支援体制を拡張し、中小企業や提携パートナーへのサービスを迅速に充実させていく方針です。これにより、より多くの中小企業が安心して将来の資産形成を進められるようになることが期待されます。
この連携は、中小企業にとって一つの大きな転機となるでしょう。経営者と従業員が共に将来を見据えた資産形成を行うことで、企業の持続可能な成長が促進されることが期待されています。