ONE OR EIGHTが米国での音楽シーンに挑戦
日本の音楽業界に新たな風を吹き込むボーイズグループ、ONE OR EIGHT(ワンオアエイト)が、米国の大手レコード会社であるAtlantic Music Groupとグローバルメジャー契約を締結しました。エイベックス・ミュージック・クリエイティヴ株式会社が発表したこのニュースは、アーティストとしての彼らの可能性を広げる起点となるでしょう。
エイベックスのグローバル展開
エイベックスは2022年に発表した中期経営計画「avex vision 2027」に基づき、IP(知的財産)の多様な発掘育成を進めています。今回の契約は、これまでの育成戦略の成果が具体的な形となったものです。エイベックスのグローバル展開を支えるため、2025年の統合に向け米国のアーティストマネジメント会社S10 Entertainment & Media LLCを連結子会社化し、さらなる体制強化も図っています。
ONE OR EIGHTの成長と意義
これまでの彼らの活動も目覚ましいもので、3月19日にリリースしたシングル「DSTM」は、アメリカのラジオチャート「メディアベーストップ40」に日本人ボーイズグループとして初めてランクインし、その存在感を証明しました。このことは、日本の音楽界における歴史的な快挙であり、J-POPの国際的な評価向上に寄与するものです。
新曲「365」と今後の展望
ONE OR EIGHTの新たな挑戦が始まります。Atlantic Music Groupは、彼らのプロモーションやディストリビューションを担当し、6月18日に新曲「365」をリリース予定です。この曲は、Justin Bieberなどと共作したソングライターNasriが手がけたもので、印象的なビートとメロディで彩られたエモーショナルな作品となっています。グローバルヒットを創出する動きが加速すると期待されています。
エイベックスのブランド理念
エイベックスの代表取締役社長、猪野丈也氏は、「ONE OR EIGHTの価値を信じてくださったAtlantic Music Groupに感謝する」と述べ、今回の契約が新たな歴史の始まりであると強調しています。アーティストの可能性を広げる取り組みは、今後も続くことでしょう。
Atlantic Music Groupの役割
Atlantic Music Groupのマーケティング責任者、Tom Phillips氏は、この契約がJ-POPやグローバルポップカルチャーにとって重要なマイルストーンであるとコメントしています。彼は、エイベックスとのパートナーシップを通じ、ONE OR EIGHTの名を国際的に広めることを楽しみにしているとのことです。
ONE OR EIGHTの挑戦
ONE OR EIGHTは、MIZUKI、NEO、REIA、RYOTA、SOUMA、TAKERU、TSUBASA、YUGAという8人のメンバーから成り、その名前は日本の慣用句「一か八か」に由来しています。彼らは「BET ON YOURSELF」というタグラインを掲げ、夢に向かって一か八かの挑戦を続けていきます。2024年のデビューシングルのリリースも控え、彼らの未来がどのように展開していくのか、今から楽しみです。
今後もONE OR EIGHTがアーティストとして成長し、世界中で愛される存在となることが期待されています。エイベックスによる力強いサポートもあり、彼らの新たな音楽の旅に注目が集まるでしょう。