TENSORVERSEのAIプロジェクトが実用化を果たす
TENSORVERSE合同会社は、AI導入支援の実績が8件に達したことを発表しました。これは、単なる概念実証(PoC)の段階を越え、実運用へと進化したプロジェクトです。近年、生成AIやRAG(検索拡張型生成AI)の導入が盛んになる中で、TENSORVERSEは企業が抱える「PoC倒れ」の問題に真正面から向き合っています。
ポイント:PoCからの脱却
多くの企業がPoCに苦しむ理由は、期待通りの成果が得られず、本格導入に至らないことです。TENSORVERSEは、単なる技術の提供に終わることなく、伴走型の支援を行うことを強みにしています。これにより、企業がAIを本格的に活用できるよう、必要なサポートを幅広く提供しています。
TENSORVERSEがもたらす具体的成果
現在、TENSORVERSEは複数の成功事例を有しており、その中からいくつかを紹介します。
1.
OCR機能開発
モバイル端末向けに開発したOCR機能により、帳票の読み取り業務を大幅に効率化しました。これによって、即時の対応力が向上し、現場業務の生産性が上昇しました。
2.
画像トリミング自動化AIツール
大量の画像処理業務をAIでこなすことで、人手による作業時間を大幅に短縮しました。効率的なコスト削減が実現されました。
3.
RagicXの実装
自社開発のRAGプロダクト「RagicX」を用いて、社内ドキュメントやナレッジをチャットで即時に活用できる環境を提供。これによって、資料探索や社内確認の工数が大幅に削減され、情報共有や意思決定が加速されました。RagicXはUIの使いやすさに加え、ナレッジを画像付きで可視化することで、社内の理解度を高めています。
TENSORVERSEの継続的支援
「PoCを実施したが、その後活用が進まなかった」「AIを使える人材が限定されている」などの声も耳にします。TENSORVERSEは、AI導入後も継続的に企業の成長を支えるパートナーとして、現場に即したカスタマイズ設計から社員教育、そして改善サイクルの構築まで、一貫して支援を行っています。
小規模な試行から始め、「使えるAI」の実感を得られるよう手助けする姿勢が、多くの企業に支持されています。
TENSORVERSEの企業情報
TENSORVERSE合同会社は2024年1月に設立された若手主体のスタートアップ企業で、筑波大学出身のメンバーが中心となっています。最新技術を駆使し、平均1か月での導入を実現、年間100件以上のAI開発を行っています。大手企業との協業経験も豊富で、過去に「PoC止まりだった」といった企業からの相談も数多く受けています。
所在地は東京都港区虎ノ門、代表は鈴木裕太郎氏です。AI受託事業、AI教育事業、RAGプロダクト事業を展開し、企業のAI活用を加速させるために日々努力しています。
詳細な問い合わせやプロジェクト支援に関する情報は、公式Webサイトをご覧ください。