2027年春夏コレクションが描く旅とスタイル
ファッションブランドMARANTが、2027年春夏コレクションの全貌を発表しました。このコレクションの創造的なディレクターを務めるキム・ベッカーは、世界中の多様なワードローブを探求し、特有のスタイルを生み出しています。
彼の作品は、ソウル、イビサ、ロサンゼルスなどの地名を意識したデザインが特徴で、最終的にはそれぞれの場所が「ホーム」としての存在感を持って帰結します。
スタイルの多様性を表現
Bekkerは「一人の男性のスタイルには多様な側面がある」と強調し、旅をしながらさまざまなアイテムを集めることがどのように個々のスタイルに影響を与えるかを探究しています。このコレクションでは、持ち続けたいアイテム、長く愛されるものを集めたスタイルを描いています。
コレクションの中心には、身体に寄り添うストレートなレイヤードシルエットがあり、それに加えて軽やかなテーラリングやスポーティな要素を組み合わせています。これにより、前衛的でありつつも着心地の良いファッションが実現されています。
カラーパレットと素材感
カラーパレットには、サンド、ブラウン、レッド、グリーン、ブルーなどの自然由来の色合いが採用されています。やわらかいシワ感のあるシャツジャケットは、シャープなフロントプリーツのツイルパンツと組み合わせられ、同時に複数のコードベルトでウエストを強調しています。また、レザージャケットやユーティリティブルゾンも登場し、長く使い続けられるようにデザインされています。
さらに、フェード感があるグランジチェックシャツやボーダーTシャツは、誰もが取り入れやすく、MARANTを象徴するアイテムとして位置づけられています。特にニットウェアにはリラックスした雰囲気を感じさせるデザインが施されており、ブランドのユニークなビジョンを体現しています。
新たなスニーカーとジュエリーの融合
今回のコレクションにとって特筆すべきは、新しいグラフィックランニングシューズスタイルのスニーカー「TK」と、多種多様なジュエリーとの組み合わせです。これにより、ボヘミアンな雰囲気が演出されており、旅の途中で得たインスピレーションや家族の歴史を感じさせるアイテムとなっています。
特徴的なモデルたち
コレクションのビジュアルは、ブレット・ロイドが手がけ、個性的なモデルたちによって実現されています。フランスやイタリア、ポルトガル、スイスなどの多彩なバックグラウンドを持つモデルたちは、それぞれの生活や文化をもとにしたスタイルを表現しています。彼らの姿は、現実的で実際の暮らしから引き出されたものと感じられるように仕上げられています。
コレクションへの期待
こちらのコレクションは、単なるファッションの展示にとどまらず、現代のライフスタイルや文化背景を織り込んだ特別なものです。Bekkerのビジョンは、年齢にとらわれず自由な表現を促進し、ファッションに対する新しいアプローチを示しています。これからの季節にこのコレクションがどのように受け入れられるのか、非常に楽しみです。
CREDITS
Photographer: Brett Lloyd
Style: Imruh Asha
Models: Hervé, Bachir Mbaye, Tito Rapetti, Nuno Marques, Jesse Rinderknecht