鹿児島市でDX推進の新たな拠点、株式会社ユルリカが設立へ

鹿児島市に新たなDX拠点が誕生！

鹿児島市が2023年10月8日に株式会社ユルリカとの立地協定を締結し、同社が市内に新しい支社を設立することが発表されました。これは、情報通信技術（ICT）の力を活用し、地域企業のデジタルトランスフォーメーション（DX）の推進を促進するための重要な一歩です。

株式会社ユルリカとは？

設立は令和3年6月と新しいものの、株式会社ユルリカはシステム開発やWeb制作などを手掛ける企業として急成長を遂げています。特にノーコード・ローコードを用いた開発手法に強みを持ち、コスト効率よく迅速なサービス提供が顧客から高い評価を得ています。また、同年11月からは鹿児島県内の企業向けにDX支援サービスも開始し、地域の企業のニーズに応じたオーダーメイド型のソリューションを提供しています。

DX支援の新たな展開

今回設立される「株式会社ユルリカ鹿児島支社」は、鹿児島市名山町に位置し、96.03㎡の事務所面積を持ちます。令和6年10月の操業開始を予定し、初年度には39名の新規雇用を目指しています。これにより、地域の企業の業務改善や自動化を支援し、DX推進に貢献することが期待されています。

株式会社ユルリカは、企業の状況を丁寧にヒアリングし、課題解決に向けた伴走型の支援を大切にしています。そのため、地域企業の成長を後押しし、雇用創出につなげる量的な成果が見込まれています。

地域支援の姿勢

鹿児島市は、情報通信業やデザイン・コンテンツ制作、さらに事務処理センターやコールセンター、製造業といった多様な分野において企業の誘致を積極的に行っています。ユルリカとの協定締結もその一環で、市として新たなビジネス拠点の形成を推進しています。

市は、今後もICT関連の企業やスタートアップに対して、さまざまな支援策を講じていく方針です。これにより、鹿児島市は地元産業の振興と雇用の創出を両立させ、地域経済の活性化を目指しています。