Insta360 X4が新機能を搭載したファームウェアアップデートを実施

Insta360 X4の最新ファームウェアアップデートが話題となっています。2024年4月に発売されたこのフラグシップモデルは、ユーザーの利便性を向上させるために設計された新機能を追加しました。特筆すべきは、360度ライブ配信機能の実装です。この機能は、オンラインのサードパーティの配信プラットフォームに対して、リアルタイムで360度または平面の映像を配信できるものです。コンサート、スポーツイベント、さらには大規模な会議など、さまざまなシーンでの利用が可能になりました。これにより、視聴者はインタラクティブな体験を楽しむことができ、より没入感のある映像体験が実現されます。

さらに、アップデートはApple Watchとの統合も強化しており、手首からの撮影操作が全面的に可能となりました。これにより、カメラが離れた位置にあっても、手元で簡単に操作できるようになります。また、Insta360 GPSアクションリモコンにより、カメラを遠隔操作することができ、例えば、カメラが手の届かない場所に設置されていても、リアルタイムで映像を確認しながら撮影を行うことができます。リモコンは最大5メートルの防水性能を持ち、さまざまな環境に対応できます。

新機能のひとつとして、新しいフレームレートの追加も行われました。360度モードでは、5.7Kと4Kで48fpsが追加されることで、より滑らかで高品質な映像の作成が可能になりました。これにより、クリエイティブな作品づくりが一層自由になります。また、Androidデバイスとの接続も簡素化され、USBケーブルを使用することでカメラの制御やプレビューができるようになりました。

Insta360 X4の基本スペックも改めて振り返ると、8Kの360度動画撮影との相互作用が魅力的です。最大5.7Kの解像度で60fpsや4Kで100fpsでの撮影も可能で、"後からアングル指定する"機能により、撮影後に映像のアングルを自由に変更できます。さらに、見えない自撮り棒効果も搭載されており、撮影する際のインパクトを一段と引き上げています。これらの機能により、Insta360 X4はただのアクションカメラではなく、1台で多様なシーンに応じた撮影が可能です。

Insta360は、2015年に設立され、全天球VRカメラで世界的に見てもリーダー的な存在です。アメリカ、ドイツ、日本、香港など多くの拠点を持ち、210以上の国・地域で製品を展開しています。最新技術を駆使し、360度カメラやアクションカメラの利用シーンを独自に提案し続けています。これからもInsta360 X4の進化と、ユーザーの期待に応えるアップデートから目が離せません。

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