鳥貴族が香港進出
2024-03-04 16:58:26
香港に進出する焼鳥屋「鳥貴族」がフランチャイズ契約を締結
鳥貴族、香港での展開に向けてフランチャイズ契約を締結
2024年3月1日、焼鳥屋チェーン「鳥貴族」が香港で新たなフランチャイズ契約を締結しました。この契約は、香港の商業エリアである九龍灣の四州集団オフィスで行われ、関係者が多く出席する中で調印式が執り行われました。
調印式の概要
今回の調印式には、鳥貴族ホールディングスの代表取締役社長である大倉忠司氏や、取締役の清宮俊之氏など、運営会社から3名が参加しました。また、四州グループの管理ディレクターであるJANZEN TAI氏をはじめとする8名も出席しました。この場での契約締結は、鳥貴族がアジア市場への進出を加速させる重要なステップともいえます。
鳥貴族の長期ビジョン
大倉氏は「鳥貴族ホールディングスは、長期的に『グローバルチキンフードカンパニー』を目指している」とコメントしています。特に、香港においては、地元企業との強力なパートナーシップを組むことで、現地市場に根ざした展開を図る意向を示しています。四州集団は、食品製造・販売において長い歴史を持ち、特に日系企業との協業において豊富な実績があります。この強力なパートナーシップが、香港での鳥貴族の成功に寄与することが期待されています。
四州集団の概要
四州集団(Four Seas Mercantile Holdings Limited)は1971年に設立され、香港を拠点に菓子や飲料、冷凍食品、畜産品、加工食品などの製造・販売を行っている企業です。今後は、鳥貴族の展開においてもその豊富な経験とネットワークを活かして、良質な食材の提供や安定した運営を支えていくことが期待されます。
鳥貴族について
「鳥貴族」は、焼鳥を中心とした居酒屋チェーンで、全品328円(税込360円)というリーズナブルな価格で知られています。1985年に大阪で創業し、その後全国に635店舗を展開しています。特に「国産国消への挑戦」として、2016年からはすべてのメニューで使用する食材を100%国産化することに成功しています。この中で、特に人気を集めているのが「貴族焼」と呼ばれる名物メニューです。鳥貴族の魅力は、リーズナブルで高品質な焼鳥を提供し、居心地の良い空間を提供することにあります。
国内外での展開
今後、鳥貴族は日本国内のみならず、世界的に見てもそのブランドを展開していく方針です。香港市場におけるフランチャイズ展開がその一環となり、アジア各国へも波及効果を与えることが期待されます。資材や食材の調達、店舗運営においても、それぞれの地域のニーズに応えたサービスを提供し、ファンを増やしていくことでしょう。
結論
鳥貴族の香港進出は、国内外におけるブランド戦略の一環として重要な意義を持つと考えられます。今後の展開に注目が集まりますが、現地の食文化や顧客のニーズに応じたビジネスモデルの確立が成功の鍵となるでしょう。鳥貴族が香港でも愛される焼鳥屋として成長していく過程を、これからも見守っていきたいと思います。
会社情報
- 会社名
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株式会社エターナルホスピタリティグループ
- 住所
- 大阪府大阪市浪速区立葉1-2-12
- 電話番号
-
06-6562-5333