中部電力 × AUBA『オープンイノベーション2024』が始動
中部電力株式会社と株式会社eiiconが展開するオープンイノベーションプログラム『中部電力 オープンイノベーション 2024』が、2024年9月13日から開催されます。このプログラムは、より良い未来を築くために中部電力と外部組織との共創を促進することを目的としており、企業や研究機関に参加を呼びかけています。
新たな価値創出を目指して
このプログラムは、中部電力の先端技術応用研究所が主導しており、脱炭素化やDX(デジタルトランスフォーメーション)をテーマに、IoTやAI、ビッグデータを活用した新技術やエネルギー効率の向上を目指します。参加企業は、共同研究を通じて中部電力の研究シーズと自社の強みを掛け合わせた技術開発にチャレンジできる機会を得られます。
募集内容
共創パートナーとして募集中のテーマは以下の2つです。
1. デジタル系ものづくりの共創プラットフォームの実現
中堅・中小企業が直面する製造業課題の解決に向けて、中部電力は「ものづくり共創プラットフォーム」の構築を進めています。省エネや脱炭素の技術を活用し、パートナー企業の技術やソリューションを融合させていきます。具体的には、生産プロセスの最適化やカーボンニュートラルへの取り組みに貢献するパートナーを求めています。
2. 強固なレジリエンスを持つまちづくり
社会課題として直面している激甚災害や労働人口の減少に対し、中部電力はエネルギーマネジメントシステムを活用したまちづくりを目指しています。これには、エネルギーの貯蔵や物流の効率化、グリーンエネルギーの利用を取り入れていくことが求められています。
スケジュールと応募条件
プログラムのスケジュールは以下の通りです。2024年9月13日にエントリーが開始され、11月15日が応募締切となります。その後、書類選考、面談選考を経て、2025年1月上旬に採択企業が決定される予定です。
また、応募には法人登記が必要で、技術やアイデアを保有している企業が対象となります。さらに、中部電力は参加企業に様々な支援を提供し、共同研究開発費用も一部支援する方針です。
まとめ
このオープンイノベーションプログラムは、中部電力の技術開発力と外部の若手企業が協力することで、次世代のビジネスやサービスを創出する非常に貴重な機会となります。関心のある企業はぜひ応募をご検討ください。これにより、我々の社会へ新しい価値をもたらす一歩を踏み出すことができるでしょう。