STマイクロエレクトロニクス、Global Top Employer 2025に選出
STマイクロエレクトロニクス(NYSE: STM)は、国際的な人事認定機関であるTop Employers Instituteから、2025年版の「Global Top Employer」に初めて選出されました。この名誉ある認定を受けた企業は、世界中でわずか17社に限られ、STはその一員となりました。
STの人事方針の背景
STは、41ヵ国に広がるグループ会社を持ちながら、特に優れた人事方針と実践が評価されました。Top Employers Instituteが実施する「HR Best Practices Survey」に参加し、その結果に基づいて評価されることで、この認定を受けることができました。STの人事戦略は、倫理や誠実さ、会社の目的や価値観、組織の変革、ビジネス戦略、および業績向上の面で特に優れていることが証明されました。
Rajita D’Souza氏のコメント
STの人事・CSR担当社長、Rajita D’Souza氏は次のように述べています。「数年前から人材の成長と開発を促進するための変革プログラムを導入しました。このプログラムの中では、強いリーダーシップを発揮する文化を育成し、従業員のキャリアや経験に注力する施策を実施しつつ、人事プロセスのデジタル化を進めてきました。Global Top Employer認定の取得は、私たちの取り組みが評価された証です。」
認定プロセスと評価
Top Employers InstituteのCEO、David Plink氏は、「STが初めてGlobal Top Employerに認定されたことを嬉しく思います。同社は、特に組織と変革、倫理と誠実さ、目的と価値観の領域において卓越した評価を得ています。この認定は、STが人事部門の取り組みを通じてより良い職場環境を作り出している証です。」とコメントしています。
Top Employers Instituteの調査では、6つの人事領域において検証が行われ、その中には人材戦略、職場環境、採用、人材育成、ダイバーシティとインクルージョン、ウェルビーイングなどが含まれます。これらの領域において評価を受け、多くの企業がTop Employerに認定されています。
STマイクロエレクトロニクスの概要
STマイクロエレクトロニクスは、50,000人以上の従業員を抱える総合半導体メーカーで、先進的な製造設備と広範なサプライチェーンを有しています。約20万社の顧客と数千社のパートナーと共に、半導体ソリューションの開発を行い、持続可能な社会を目指す取り組みを進めています。特に、STのテクノロジーはスマート・モビリティ、エネルギー管理の効率化、クラウド接続型自律デバイスの普及に寄与しています。
また、STは2027年までにカーボンニュートラルの実現を目指すなど、環境への配慮も重点的に行っています。
Top Employers Instituteについて
Top Employers Instituteは、世界的な人事戦略の認定機関であり、企業が持続的に人材を活用するための支援を通じて、優秀な人材の獲得やエンゲージメント向上を目的としています。2025年には、125の国や地域において2400以上の組織が認定され、これらの企業は世界中で1300万人以上の従業員に好影響を与えています。