心電図測定が身近に!
株式会社ECGラボが開発した「smartECG」は、iOSデバイスで心電図を手軽に測定できる新しい心電計です。これまで医療機関で使用される心電計は、サイズが大きく持運びが難しいものでしたが、新型の「smartECG」は、その常識を覆します。
医療現場におけるニーズに応える
心電計の開発は、医師たちが往診の際に抱える厚く重い機器の負担を軽減することを目指して始まりました。これにより、ノートパソコンも心電計として機能することが可能になり、持ち運びも容易になりました。これまでに、2,000台以上の機器が医療機関に配備されており、昨年にはアンドロイド対応の機種も登場。さらに多くの医療現場でのニーズに応えるべく、新たにiPhoneとiPadにも対応した心電計をリリースしました。
iOSデバイスでの使用
「smartECG」は、iOS 7.0以降に対応しており、iPhone 4Sから最新のデバイスまで幅広く利用可能です。この小型で軽量な心電計は、院内の診療だけでなく、救急医療や在宅医療、さらには災害医療にも最適です。ワイヤレスでのデータ転送により、測定中でもスムーズな取り扱いが実現されました。
クラウドでのデータ管理
この心電計の特筆すべき点は、測定した心電図データをクラウドに保存できるところです。これにより、診察室はもちろん、外出先からでもいつでもデータにアクセスし、迅速な診断が可能となります。ベクトル解析表示機能を用いることで、高度な心疾患の診断にも活用できます。
使用の煩わしさを軽減
大きな特徴として、最新の心電計は誘導ケーブルの取り回しも気軽です。胸部用の6つの電極を一つにまとめることで、複雑さを解消し、エラーを防ぐ設計がされています。外観がスッキリしているため、医療現場でもスムーズに使用できます。
企業理念と今後の展望
株式会社ECGラボは、心電図測定の向上を目指し、研究開発に取り組んでいます。代表の竹内仁史氏は、心電図への探求心を持ち続けることで、今後もより優れた製品を世に送り出すことに力を注いでいくと語っています。機器の購入者からの期待に応えつつ、使い勝手の良い心電計の提供を目指していくことでしょう。
まとめ
医療現場に革命をもたらす「smartECG」の登場により、心電図測定のスタイルが変わりつつあります。持ち運びが容易で、データ管理も徹底されたこの新しい心電計が、今後の医療現場にどのような影響を与えるのか、注目が集まります。これからの医療の進化には、続々と新しい技術が導入されることでしょう。新製品への期待が高まる中、混雑した医療現場での業務効率化が益々進むことが予想されます。
製品の詳細情報や購入については、
株式会社ECGラボ公式サイトをご覧ください。