全日本空輸チームが世界第3位!
2022年10月19日と20日、スペインのテネリフェ島にあるコスタ・アデヘ・ゴルフで行われた「World Corporate Golf Challenge」(WCGC)のワールドファイナル2022において、全日本空輸株式会社(ANA)チームが見事、世界第3位に輝きました。この大会は、30カ国から選ばれた企業チームが競い合う、世界最大級の企業対抗ゴルフイベントです。
WCGCワールドファイナル2022の概要
WCGCは、毎年各国で行われる国内予選を勝ち抜いた企業チームが集結し、国際的な舞台で腕を競い合います。今年度の大会には、25カ国から運ばれた企業が参加し、36ホールのフォアボール&ステーブルフォード方式で熱戦が繰り広げられました。
日本代表チームとして出場したのは、2022年の日本大会で優勝を果たした株式会社浅井と、2021年の日本代表でありながら新型コロナウイルスの影響により不参加となった全日本空輸。全日本空輸チームは、青木啓選手と和田孝行選手のコンビによって構成されています。
大会の結果
初日から好調な滑り出しを見せたANAチームは、コロンビア代表のLATAM航空に続き、2位でフィニッシュしました。しかし、2日目にはアンゴラのFABRIMETALが逆転優勝し、全日本空輸は3位を確保。浅井チームは8位に入賞しました。
- - 優勝: FABRIMETAL, S.A.(アンゴラ)
- - 準優勝: FROSCH LATAM(コロンビア)
- - 3位: 全日本空輸(日本)
- - 4位: JULIUS BAER GROUP(UAE)
- - 5位: KUUNO(南アフリカ)
- - 6位: TRUST SECURITY(南アフリカ)
- - 7位: WEPA(ウェールズ)
- - 8位: 浅井(日本)
- - 9位: CAP PLC(ナイジェリア)
- - 10位: MARGARITAVILLE RESORT(ドミニカ共和国)
全日本空輸チームの快挙
これが2度目のワールドファイナル出場となる全日本空輸チーム。青木選手と和田選手は普段から操縦士として共に航行を支える同僚であり、経験豊富な選手たちです。大会初日から安定したプレーを見せ、最終的にはわずか2ポイント差で3位という結果を得ました。
青木選手は次のようにコメントしています。「120点の満足度で、またワールドファイナルを目指したい。大会中はホスピタリティに驚かずにはいられなかった。他国の選手たちとの交流もでき、新たな経験を得られた。」
初出場チームも健闘
一方で、初出場となった株式会社浅井チームの鹿島裕樹選手と恩田拓哉選手も目を見張る活躍を見せました。彼らは高校時代からの友人同士であり、息の合ったプレーで8位に入賞しました。
大会を振り返って
このワールドファイナルの開催地であるコスタ・アデヘ・ゴルフコースは、素晴らしいコンディションと環境を提供し、参加者たちにとって忘れられない体験となりました。大規模な企業対抗ゴルフトーナメントは、自社のチームワークを試す場でもあり、多くの企業が参加する意義深いイベントです。
大会を主催する株式会社スコアネットは、1996年に設立されて以来、ゴルフ関連事業に特化しています。毎年開催される日本最大の企業対抗ゴルフトーナメントにも力を入れ、約6000人が参加する一大イベントに成長しています。
国際的な舞台でのゴルフは、多くの企業にとって新しいビジネスチャンスを生む一方、プレーヤー同士の親睦や営業活動を促進する素晴らしい機会でもあります。これからも全日本空輸をはじめとした日本の企業チームの活躍が期待されます。