株式会社サンゲツが受賞!
2025年10月15日、株式会社サンゲツ(名古屋市)が発表したところによれば、同社の壁紙「ELEMENTUM™」および床副資材「ノンスキッド・エアコン排水目地 蓋付きタイプ」が、公益財団法人日本デザイン振興会主催の「2025年度グッドデザイン賞」を受賞しました。これは、機能性や使いやすさ、そして美しいデザインが評価された結果です。
壁紙「ELEMENTUM™」の魅力
「ELEMENTUM™」は、リサイクル糸や貝殻、焼き物の土など、自然素材を基にした新しい壁紙ブランドです。この製品は、シンプルながらも質感や色合いにこだわりを持ち、多様な住宅環境に調和しています。デザイン性だけでなく、自然素材を使用していることで、環境への配慮も含まれています。
審査員からの評価
審査員は、複数の自然素材を取り入れたこの製品シリーズについて、「高い質感のテクスチャーが魅力」と評価し、和風の伝統的な空間と洋風のインテリアに馴染む優れた汎用性を称賛しました。特に、自然志向や本物志向の消費者に響くデザインであることが強調されました。
ノンスキッド・エアコン排水目地の進化
もう一つの受賞商品である「ノンスキッド・エアコン排水目地 蓋付きタイプ」は、エアコン室外機からの排水を迅速かつ漏れなく側溝に導くための重要な資材です。この商品は、取り外し可能な蓋を持ち、清掃が容易であり、台車などの滑走を妨げにくい耐久性を備えています。特許を取得したこの設計は、特に集合住宅の共用廊下などで求められる強度向上につながりました。
審査員からのコメント
審査員はこの商品に対して、「強度、清掃性、意匠性の全てが更新されている」と評価しました。特に、マンションや公共の場では強度不足が散見される中、この製品は特許を得たことでその問題を解決し、強度面の向上を実現しました。
サンゲツの企業理念
株式会社サンゲツは、壁装材、床材、ファブリックを中心に、人々の暮らしを彩る各種商品を展開しています。企業理念として掲げる「すべての人と共に、やすらぎと希望に満ちた空間を創造する。」をもとに、社会課題に取り組み、経済価値と社会価値の両立を目指しています。
また、サンゲツは、今後も使いやすさや安全性、そして生活空間に調和するデザインの追求を続け、快適な空間作りに貢献するという姿勢を表明しています。
さらなる情報
詳しくは、公式ウェブサイトでご確認ください。
なお、サンゲツの本社所在地は愛知県名古屋市にあり、2025年3月期の売上高は2,003億円を見込んでいます。