植田和男著『国際マクロ経済学と日本経済』をテーマにした読書会の開催
少数株ドットコム株式会社は、1983年に出版された植田和男氏の著書『国際マクロ経済学と日本経済―開放経済体系の理論と実証』を基にした読書会を、練馬政治研究会および民事8部監視委員会の共催により開催することをお知らせします。
この著書は、1970年代からの変動為替レート制度への移行と、オイルショックやアメリカの金融引き締め政策が日本経済に及ぼした影響について、理論と実証を通じて解説しています。為替変動、貿易収支、物価、所得の相互関係についての探索的な研究が展開されています。
開催の背景
1970年代以降、日本経済は国際的な経済変動の影響を受けており、本書はその変動がどのように為替レートや貿易に波及したのかをマクロ経済モデルと計量分析により検証しています。Jカーブ効果や金融政策の国際的な連関についても具体的な実証データを基にしています。
本書はまた、第26回日経・経済図書文化賞と1983年度サントリー学芸賞を受賞しており、植田氏の国際マクロ経済学研究における重要なフィールドマークとも言えます。読書会を通じて、参加者は日本経済の開放性とその政策運営について、より多角的に理解を深めることが期待されます。
読書会の主な検討テーマ
本読書会では以下のテーマについて詳細に議論します。
- - 変動為替レート制度導入後の日本経済の構造変化
- - 為替変動と貿易収支の関連性(Jカーブ効果)
- - 円ドルレートと貿易収支の実証的分析
- - オイルショックが物価および所得に与えた影響
- - 米国の金融政策と日本の金融政策との関係
- - 国際資本移動と金融政策の独立性
- - 開放経済下での政策運営の課題
読書会の位置付け
この読書会は特定の政策やその当局を評価することを目的とはしておらず、植田氏の分析を基に参加者が制度や理論を用いて共に理解し考察する場となります。理論的な整理や事実確認を行い、参加者が自らの観点で金融・為替政策を論じる機会を与えることが本会の目的です。
コメント
代表取締役会長の山中裕氏は、「本書は国際経済環境の変化を受ける日本経済を理論と実証の視点から高い精度で分析したものであり、植田氏の政策分析の基盤を形成しています。読書会では、為替、貿易、金融政策の相互関係について深い理解が得られる場になると考えています」と述べています。
開催概要
- - テーマ: 『国際マクロ経済学と日本経済―開放経済体系の理論と実証』読書会
- - 主催: 少数株ドットコム株式会社
- - 共催: 練馬政治研究会、民事8部監視委員会
- - 開催日: 2026年3月上旬(予定)
- - 開催形式: Zoomオンラインセッション
- - 参加費: 無料(事前登録制)
- - 申込方法: [email protected] 宛に、「『国際マクロ経済学と日本経済』読書会参加希望」と件名を記載してお申し込みください。
著者の植田和男氏は、経済学の権威であり、2023年から日本銀行第32代総裁に就任した経歴を持ち、その学識と経験は業界内で高く評価されています。
読書会に参加することにより、経済への理解を深める貴重な経験を得られます。皆様のご参加をお待ちしております。