国内シェアNo.1の真贋鑑定サービス「フェイクバスターズ」が個人向けのトレーディングカード鑑定を開始
IVA株式会社が提供する「フェイクバスターズ」は、最近、個人向けにトレーディングカードの真贋鑑定サービスをスタートしました。これまでマーケットプレイスや提携企業を通じて鑑定を行ってきた同サービスが、新たに個人からの依頼も受け付けることになり、安心してトレーディングカード取引が行える環境を整えます。
1. トレーディングカード市場の急成長とその影響
2023年のトレーディングカード市場は、約2,774億円に達し、国内玩具市場の約27.2%を占める重要なカテゴリに成長しています。この急速な拡大に伴い、トラブルも増加しています。特に、「再シュリンク詐欺」などの悪質な行為が横行しており、未開封BOXの商品が偽造される事例が多発しています。また、シングルカードでもPSAやBGSによるグレーディング済みの偽造など、さまざまなリスクが存在します。
このような状況を受け、フェイクバスターズは個人のお客様からの鑑定依頼に応えるため、新たにサービスを立ち上げました。これにより、トレーディングカードの取引の透明性が向上し、個人取引の安全性が強化される期待があります。
2. 個人向け鑑定メニュー概要
提供される鑑定の内容は以下の通りです。
1) 未開封BOX鑑定 ¥3,300(税抜¥3,000)
未開封の状態で高精度な鑑定が可能です。特別に設計されたシールを使用して、正規品であることを保証します。対象ブランドには「遊戯王」や「ポケモンカードゲーム」が含まれています。
2) シングルカード鑑定 ¥3,300(税抜¥3,000)
シングルカード1枚からの鑑定が可能で、PSAやBGSのグレーディング済みカードも対象です。鑑定後には、改めて専用のシールを使用して正規品を証明します。
考慮されるブランドには、遊戯王の多様なシリーズ、デュエルマスターズ、そしてワンピースカードゲーム等があります。これにより、すべてのトレーディングカード愛好家が安心して取引できる環境が整います。
3. フェイクバスターズの成り立ちと今後の展開
フェイクバスターズは、国内で180万件を超える鑑定実績を誇り、最新技術と多様な専門知識を活用して、迅速かつ正確な鑑定を可能にしています。2023年には台湾や中国に法人を設立し、国際展開も進めています。
今後はさらなるサービスの多様化と偽造品流通防止に向けた取り組みを強化していきます。トレーディングカード市場の健全性向上を目指し、信頼性の高い取引環境の構築に寄与していく予定です。
4. 代表取締役CEO 相原嘉夫の経歴
相原 嘉夫氏は、青山学院大学大学院の国際マネジメント研究科を卒業し、2019年にフェイクバスターズを設立しました。市場の抱える「フェイク問題」に着目し、AI技術と鑑定士の力を組み合わせた新しい鑑定サービスを実現しました。将来的にはアジアや欧米市場への展開も計画しています。
公式SNS
このように、フェイクバスターズはトレーディングカード市場のさらなる信頼性向上に寄与する存在として、今後の展開に注目が集まります。