東京都がグローバルスタートアップを支援するプログラムを開始
東京都は、"Born Global"の理念の下、グローバルに活躍するスタートアップの育成を目指して、世界的なアクセラレーターである
Techstars Tokyoの第2回プログラムの募集を開始しました。このプログラムは、国内外のスタートアップと投資機関が関与するネットワークの中で進行し、独立行政法人日本貿易振興機構(以下「JETRO」)や内閣府、経済産業省と連携して展開されます。
第1回プログラムの成果
2024年に実施した第1回プログラムでは、79カ国以上から応募があり、日系企業を含む12社のスタートアップが採択されました。プログラムには80人以上のメンターが参加し、各スタートアップに対して実践的な支援を提供しました。デモ・デイでは、参加企業は自社の事業紹介の他、資金調達や業務提携の成果を発表し、450人の投資家が集まる中、活発な交流が行われました。その結果として、多くのスタートアップが新たな資金調達の機会を得ることができたのです。
第2回プログラムの詳細
第2回プログラムは、2025年夏から約3か月間にわたり実施されます。スタートアップの応募受付は、令和6年12月17日から令和7年5月14日まで行われる予定です。具体的なプログラムは、以下のように進行します:
開始日:令和7年8月18日
デモ・デイ日:令和7年11月11日
参加希望のスタートアップは、Techstarsの公式ウェブサイトから申し込むことができます(
Techstars Tokyo公式サイト)。
Techstarsとは?
Techstarsは、2006年に設立された米国本社のアクセラレーションプログラムで、これまでに4,400社以上の企業を支援し、21のユニコーンを生み出してきました。その全体での時価総額は約1,500億ドルに達しています。Techstars Tokyoは、アジア地域で唯一のアクセラレーターとして、そのプログラムには国内外のスタートアップが参加し、ビジネスの成長を目指します。
日本での活動
Techstarsの活動は、多くの関係機関との協力によって実現されています。特に三井不動産株式会社は、Techstarsとのパートナーシップを結び、プログラムの運営を支援しています。これにより、ビジネスの拡大を目指す新興企業にとって、より実践的で効果的な支援が提供されています。
このプログラムは、 "未来の東京"戦略の一環であり、スタートアップ都市・東京に向けた取り組みとして重要な役割を果たしています。グローバル市場で成功したいスタートアップにとって、魅力的な機会となるでしょう。挑戦を望む皆さんの応募をお待ちしています!