日本初！全国の糖尿病専門医と連携した新サービスを開始

全国の糖尿病専門医との連携がもたらす新たな医療サービス

ティーペック株式会社は、この4月から全国の糖尿病専門医との連携を基にした【優秀糖尿病臨床医ネットワークサービス】を開始します。このサービスは、年々増加する糖尿病患者やその予備群に対処すべく設けられ、医療保険者向けに独自のネットワークを構築しています。

糖尿病罹患者の現状

現在、日本では糖尿病罹患者とその予備群が増加し続けています。厚生労働省の調査によると、強く糖尿病が疑われる人は890万人、糖尿病の可能性を否定できない人は1,320万人に達しており、合計で2,210万人にも上るのです。つまり、日本人の約5.7人に1人は糖尿病またはその疑いがある状態にあります。さらに、未治療者や治療中断者もおり、その数は約653万人にものぼります。

このような状況下で糖尿病は重大な健康リスクを抱えており、放置すると合併症を引き起こす恐れがあります。足壊疽や失明、さらに脳梗塞や心筋梗塞など、重篤な病気につながるため、早期治療が求められています。

新サービスの詳細

提案される新サービスは、「糖尿病相談センター」を介して、糖尿病に関するさまざまな相談に対応します。また、全国148名の優秀な糖尿病専門医と連携しているため、患者に最適な医師の紹介や、受診勧奨も行います。

対象者は、未治療者や治療中断者、ご自身の健康状態が気になる方など多岐にわたります。また、医療保険者のニーズに応じたサービスを提供し、株式会社ＮＴＴデータと連携して対象者の抽出や医療費の分析も行います。

さらに、サービス利用者の動向に関する追跡調査も実施し、医療の質を高めるための効果測定を行う予定です。

代表的な専門医と協力

このネットワークには、日本の糖尿病治療の権威である堀田饒先生や清野裕先生、渥美義仁先生が参加しており、彼らの推薦に基づいて優秀な糖尿病臨床医の選考が行われます。また、特別顧問として日野原重明先生や後藤由夫先生、井村裕夫先生が協力し、専門的な知見がサービスに生かされます。

糖尿病治療の重要性

2型糖尿病を含む生活習慣病の一つである糖尿病は、初期段階では自覚症状があまり現れないため、早期の受診が難しくなりがちです。しかし、経験豊富な専門医による適切な治療が行われれば、合併症の発症や進行を遅らせることができます。したがって、今回の新サービスは全国の糖尿病罹患者の健康を支える重要な取り組みです。