VTuber事務所usabit.が第三者割当増資を実施しさらなる成長へ

株式会社usabit.が新たな資金調達を実施

VTuber事務所を運営する株式会社usabit.（ウサビット）が、地域特化型ベンチャーキャピタルであるPOLAR SHORTCUT 1号ファンドを引受先とする第三者割当増資を実施したことを発表しました。この増資は、VTuber業界のさらなる成長を後押しするための重要なステップと位置付けられています。

増資の目的と意義

株式会社usabit.は、創業以来、自社のVTuber事務所「usabit.」の本格的な運営に向けてさまざまな準備を進めてきました。今回の増資は、その必要資金を確保することに大きな意義があります。タレントやクリエイターのサポート体制を強化し、彼らが持つ才能を最大限に引き出す環境づくりを目指しています。

新規取引先となるPOLAR SHORTCUT 1号ファンドの代表である大久保徳彦氏は、「VTuber市場は今後も大きく成長する可能性がある」と語り、usabit.の取り組みに期待を寄せています。彼は、VTuberやVライバーが活躍できる場を提供することが重要であり、その目的に共感して投資を決定したと述べています。

株式会社usabit.の理念と今後の計画

usabit.は2023年4月19日に函館市で設立された企業であり、VTuber事務所に加えて、コンテンツ制作やイベントの企画運営も手掛けています。「みんなにやさしく」という理念のもと、タレント、ファン、企業が円滑に交流できる仕組みを追求しているのが特徴です。

実際、5月から始まったVTuber事務所はすでに軌道に乗りつつあり、今後はより多くのクリエイターを支援するためのプロジェクトを展開していく予定です。usabit.は「やさしくないな」と思われる現状を少しでも改善するために、日々努力を重ねていく考えです。