unerryとPaykeが連携しインバウンドマーケティングを強化
訪日外国人の増加が続く中、株式会社unerry(本社:東京都千代田区)と株式会社Payke(本社:沖縄県那覇市)が新たな提携を発表しました。この連携は、インバウンド市場におけるマーケティング施策を一層強化することを目的としています。
提携の背景
訪日外国人旅行者の数は2025年に4,268万人を超えると予測され、消費額も9兆4,559億円になる見込みです。このような成長を受けて、インバウンド市場への関心が高まった結果、企業や自治体からの調査やマーケティングへの需要も急増しています。
unerryはスマートフォン位置情報を活用したプラットフォーム「Beacon Bank」を運営し、多くの企業や自治体と連携しています。これにより、来訪者の行動分析や広告配信の精度が向上し、訪日客に最適な情報を提供できるのです。
一方のPaykeは、外国人旅行者が商品パッケージのバーコードをスキャンすることで、商品の詳細情報を7言語で表示する人気アプリを提供しています。これにより、旅行者の購買体験の向上に寄与しています。
この二社が連携することで、訪日外国人の行動データや購買データが一つのプラットフォームに集約され、正確なマーケティング施策が実現することが期待されています。
提携の具体的な内容
提携によって行われる主な施策は以下の通りです。
1.
訪日外国人の行動データの精度向上
unerryの「Beacon Bank」にPaykeアプリのデータが統合され、さまざまな国籍の観光客の移動ルートや来訪エリアのデータが蓄積されます。これにより、分析の精度が向上し、企業や団体がより効果的なマーケティング施策を行えるようになります。
2.
アプリプッシュ配信の実現
累計550万ダウンロードを超えるPaykeアプリを通じて、訪日外国人に対し、位置情報に基づいたタイムリーかつ言語に応じた情報配信を行うことが可能になり、観光スポットや店舗の情報を必要なタイミングで提供します。
3.
効果測定とインサイト取得
アプリからのプッシュ配信後、実際の来店や施設訪問を測定し、広告の効果を評価することができます。また、アンケート調査を通じて、訪日客がどのような理由で商品に興味を持ったのかを定性データとして取得することができます。この一連の流れを通じて、PDCAサイクルの形成が期待されます。
実績と事例
例えば、花王グループのカスタマーマーケティング株式会社との連携事例では、「Payke」アプリを使用して訪日外国人に各言語で広告を配信した結果、対象店舗への来店率が3.5%向上したという成果が報告されています。このような成功事例は、今後の施策展開にも大きな影響を与えると考えられています。
最後に
株式会社unerryの内山社長は、「訪日客市場の成長と効果的なマーケティング手法の確立は不可欠です。Paykeとの連携により、顧客への情報提供がより迅速かつ正確に行えるようになります」と述べています。一方、Paykeの古田社長は、「訪日客の行動と購買の接点をデータで捉え、企業や観光客双方にとっての利便性を向上させていくことを目指しています」と明言しました。
この提携により、訪日外国人への情報提供がより一層充実し、世界中の旅行者が日本での体験を存分に楽しめる未来が期待されます。