エクシングとエーザイ、認知症リスク低減に向けた連携開始
株式会社エクシングとエーザイ株式会社は、認知機能の低下や認知症のリスクを軽減するための共同プロジェクトを発表しました。この取り組みは、エクシングが提供する介護施設向けの「健康王国DX」にエーザイが開発したコンテンツを統合する形で実施されます。具体的には、運動プログラム「ブレパサイズ®」と認知症セルフチェックリスト「自分でできる認知症の気づきチェックリスト」が搭載され、介護施設における利用者の健康促進や認知機能の維持を支援する狙いがあります。
取り組みの目的と内容
この連携の第一ステップとして、エクシングは「健康王国」で、エーザイが開発した運動プログラム「ブレパサイズ®」や認知症セルフチェックリストを導入します。これにより、介護施設の利用者が自身の健康状態をチェックしながら、楽しく運動することができる環境を整えます。運動は脳の活性化にも寄与し、認知機能の維持にも効果的です。
コンテンツの詳細
- - ブレパサイズ®: 音楽に合わせた運動プログラムで、手足を動かしながら知的課題に取り組むことで、体と脳を同時に活性化させることが可能です。この運動形式はデュアルタスクとして知られており、認知機能の向上が期待されます。
- - 自分でできる認知症の気づきチェックリスト: 日常生活の中で行動の変化に気づくきっかけとなるセルフチェックリストです。このチェックリストは、認知症ポータルサイト「テヲトル」から提供され、利用者が自分で認知症のサインを確認できる内容になっています。
この共同プロジェクトは、2026年1月20日から3月19日まで、全国の介護施設で行われ、利用者にどのような影響があるかを慎重に分析する予定です。介護施設の分類ごとにコンテンツの利用状況を調査し、認知症予防および健康啓発にどのように寄与できるかを研究します。
エーザイのビジョン
エーザイは、認知症を抱える方々とその家族、その周囲の環境を見つめ直し、誰もが安心して生活できる「認知症と共生する社会」を目指しています。他の産業との連携を深化させ、認知症に関するエコシステムを構築することによって、社会全体にインパクトを与えることがその目的です。
結論
エクシングとエーザイの連携は、介護施設の利用者のQOL、すなわち生活の質を高めるだけでなく、健康寿命を延ばすための重要なステップとなります。新たなコンテンツを通じて、認知症予防に向けた啓発活動を加速し、実際に利用者のウェルビーイングを支える仕組みを導入していきます。今後この取り組みがどのような成果を上げていくのか、注目が集まります。