森林管理のDX加速
2021-06-28 10:00:07

株式会社マプリィとモルゲンロットが提携、森林管理のDXを加速させる新たな取り組み

株式会社マプリィとモルゲンロットの提携



兵庫県丹波市に本社を置く株式会社マプリィは、東京都千代田区のモルゲンロット株式会社との新たな事業提携を発表しました。本提携の目的は、「山林やスマート測量の3次元データの高度利用」と「再生可能エネルギーを用いたエッジ型データセンターによる技術の向上」です。この取り組みにより、森林管理の効率化や解析の精度向上が期待されています。

モルゲンロットの技術



モルゲンロットは、「コンピューティングパワーを世界中の誰にでも」というビジョンの基、独自のGPU分散処理ソリューションを利用し、再生可能エネルギーの余剰電力を計算力に変換する事業を行っています。また、GPUクラウドサービス「M:CPP」やクラウドレンダリングサービス「Render Pool」を、大規模な計算力を必要とする企業に提供しており、良好な評価を得ています。

新たな事業提携のメリット



今回の提携により、マプリィが持つ森林情報の今まで以上に迅速な処理体制が整い、モルゲンロットの高度な計算能力を活かし、さまざまな具体的なサービスを展開していくことができます。

具体的には、マプリィが取得した測量データを基にした防災シミュレーションの実施や、木材生産から流通に至るまでのトレーサビリティの確立が考えられています。これにより、業界全体の効率を向上させることが可能です。

新たな市場へ



この提携は、一次産業に対するビッグデータやAIの活用による市場開拓と価値向上を図るものでもあります。地方自治体やインフラ関連企業、測量会社が抱える課題—森林管理、防災、環境保全、地方創生—に対しても、両社のテクノロジーを駆使して解決策を提供していくことが目指されています。

株式会社マプリィの紹介



マプリィは、森林の情報を一元的に管理し、スマートな森林調査や林業、測量、防災を効率的に実施するためのアプリケーション「mapry」を提供しています。これまでデータの取得が困難だった森林管理において、GISアプリケーションを用いることで、効率的なデータ収集を進めています。さらに、iPadやLiDARなどを活用し、低コストでの3次元情報の取得も行うことで、地方自治体や林業事業者、インフラ企業からのニーズに応えています。

連絡先



森林管理の効率化や3次元計測に関する関心がある方、また地域社会の発展に寄与するためにマプリィとの連携に興味がある方はぜひご連絡ください。

email: [email protected]

会社概要



  • - モルゲンロット株式会社
- URL: モルゲンロット
- 設立: 2019年4月
- 本社所在地: 東京都千代田区外神田3-13-2 LIFORK AKIHABARA II R4A
- 代表取締役CEO: 井上 博隆

  • - 株式会社マプリィ
- URL: マプリィ
- 設立: 2019年1月
- 本社所在地: 兵庫県丹波市春日町多田165
- 代表取締役CEO: 山口 圭司

会社情報

会社名
株式会社マプリィ
住所
丹波市春日町多田165番地
電話番号
0795-86-7515

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