SprocketがITPに対応した新機能でiPhoneユーザーを1年間識別可能に

Sprocketが提供する新しいITP対応機能の魅力

株式会社Sprocketは、顧客体験の向上を目的とした新たな機能をβ版として導入しました。この機能は、AppleのSafariブラウザが持つITP（Intelligent Tracking Prevention）に対応しており、特にiPhoneユーザーにとって重要な役割を果たします。従来、SafariではJavaScriptで生成されたファーストパーティCookieが24時間で無効化されるため、再訪時に同一ユーザーを認識することが困難でしたが、Sprocketではこの問題を解決します。

365日間のユーザー識別

SprocketのITP対応機能を利用すると、同一ユーザーの行動データを最大365日間保持することが可能です。この機能により、顧客が初めてウェブサイトを訪れた日から1年後に再度訪問した場合でも、そのユーザーを識別することができます。この識別情報は、ファーストパーティCookieとして格納され、ユーザーの行動データを内包しています。

このようなデータの蓄積は、One to Oneコミュニケーションを実現し、よりパーソナライズされた顧客体験を提供するのに役立ちます。たとえば、過去の行動に基づいたオススメの商品やサービス、個別のお知らせを提供することができ、顧客の満足度を高めることが期待されます。

サーバーサイドCookie規制にも対応

さらに、SprocketのITP対応機能は、サーバーサイドCookieの規制にも配慮されています。Cookieは同一のIPアドレスを持つサーバーから発行されるため、サーバーサイドGTMやその他のサーバーサイド関連技術にともなう規制を回避することができます。これにより、マーケティング施策をよりスムーズに実行できる環境が整います。

Sprocketのミッションとビジョン

株式会社Sprocketは「テクノロジーで、人と企業が高め合う関係を作る」というミッションを掲げています。設立以来、同社はCX（顧客体験）改善プラットフォーム「Sprocket」の開発・運用を精力的に行い、企業に対して成果創出にコミットするサービスの提供を推進しています。

特に、SprocketのプラットフォームはWebサイトやアプリの課題を分析し施策を実施する一連のPDCAサイクルを回すことで、顧客の心理を理解し、理想的な体験を提供します。これにより、利用者はリアルタイムで収集された行動データから、より的確な対応が可能になります。

ぜひお問い合わせを

SprocketのITP対応機能やその他のサービスに関心がある方は、Sprocketのコンサルタントまでご連絡いただければ、詳細情報を提供します。今後の技術の進化に伴い、様々なマーケティング施策がこれまで以上にパーソナライズされ、顧客満足度の向上が期待されます。

公式ウェブサイト: Sprocket