勤怠管理の新たな幕開け
働き方改革が進む現代、企業は多様な勤務形態に柔軟に対応する必要があります。株式会社ニッポンダイナミックシステムズ(NDS)は、自社のクラウド型勤怠管理システム「e-就業OasiS」と、ICカードリーダー「PiT-23」を提供する株式会社シーエスイー(CSE)との新たな連携を発表しました。これにより、より多様な打刻管理が可能となることが期待されます。
在宅勤務やフレックス勤務に最適な打刻管理
昨今では、在宅勤務や短時間勤務、フレックス勤務といった新しい働き方が一般化しています。それに伴い、勤怠管理の方法も変化が求められています。「e-就業OasiS」では、タイムカードやICカード、生体認証、PCログなど、多彩な打刻方法を提供しており、これに「PiT-23」が加わることで、より利用シーンにマッチした打刻が可能になります。
「PiT-23」は、モバイル、卓上、壁掛けといった多様な使用方法に対応したICカードリーダーです。シリーズの第三世代として登場したこのデバイスには、カメラ機能が装備されており、QRコードを使用した打刻も対応しています。これによって、どのような環境でもスムーズな勤怠管理が実現します。
PiT-23の特長と利便性
この新型ICカードリーダーは、以下のような特徴を備えています:
- - 多彩な打刻方法: ICカード(FeliCa、MIFARE)やQRコードの使用が可能で、利用者に豊富な選択肢を提供。
- - 薄型軽量デザイン: 持ち運びが容易で、屋内外での利用に適しています。
- - 優れたバッテリー性能: 最大10時間の連続運用が可能で、防水性能(IP54)を備えています。
これらの特長により、企業は職場の環境や必要に応じて、「PiT-23」を選ぶことができ、従業員もそれぞれの生活スタイルに合った打刻方式を選択できるようになります。
e-就業OasiSの進化
「e-就業OasiS」は、20年以上にわたって勤怠業務を支えてきた経験を持つ信頼のシステムです。残業超過、36協定、休暇、督促などの各種アラート機能があり、健やかな職場環境の維持に寄与しています。導入時には、同社のスタッフが初期設定を行うため、企業側で煩雑な設定を行う必要もありません。また、法改正にも迅速に対応し、無償で機能追加を行うサービスも好評を得ています。
「e-就業OasiS」は、顧客のニーズに応じたバージョンアップや、他システムとの連携を進めるなど、さらなる進化を目指しています。今後、労働環境の変化に柔軟に対応し、企業・従業員双方がストレスなく利用できる仕組みを提供していくことでしょう。
企業概要と連携プロジェクトの意義
株式会社ニッポンダイナミックシステムズは、東京都世田谷区に本社を構え、日本の勤怠管理システムをリードしています。また、株式会社シーエスイーは愛知県あま市に本社を置き、ICカードリーダーの開発を行っています。両社の技術力を結集することで、今後の勤怠管理に新しい道を切り開くことが期待されます。
この連携による新たな打刻管理システムは、企業の働き方改革を助け、従業員にとっても快適な労働環境を実現する一歩となるでしょう。今後の進化に大いに注目したいところです。