株式会社テラバース、AIによる新システム販売開始
2025年5月7日、京都府に拠点を置く株式会社テラバースは、企業の企画や戦略立案、執筆活動を支援する新たなシステム「企画・戦略AI/書籍・レポート執筆AI」の販売を開始しました。このシステムは、京都大学やブータン政府と協力し、仏教思想を基に開発されたチャットボット「ブッダボット」との連携が特徴です。
新システムの特徴
「企画・戦略AI」は、AIを用いて経営者や企業の情報を機械学習し、「社長LLM」と「会社LLM」を構築します。この新しいシステムは、以下のような用途で活用され、企業の意思決定プロセスを効率化します。
社内向け機能
- - 企画書の自動生成: AIを用いて企画書を自動で作成し、初稿の素案を提供します。
- - 企画書のチェック支援: 作成した資料に対してAIが分析を行い、改善点を提示します。
- - ディスカッション機能: 利用者はAIとの対話を通じてアイディアをブラッシュアップし、企画・戦略の精度を向上させることが可能です。
社外向け機能
- - 執筆支援: 書籍のドラフト作成をサポートし、企業理念やノウハウを広める手助けを行います。
- - 自動生成・配信: レポートやメールマガジンの自動生成により、広報活動の効率化を図ります。
開発と実績
このシステムは、社内用企画書のチェックや執筆をスムーズに行えるように設計されています。テラバース社内で開発されたプロトタイプは、事業計画書の重要なポイントや論理構成をチェックする機能を持っています。また、補助金申請書や企画書の作成支援もスムーズに行え、企業の発信活動を全方位でサポートします。
書籍開発におけるAIの活用
特に注目されるのは、このシステムを用いて書籍の制作が行われている点です。テラバースは、株式会社アソウ・ヒューマニーセンターと協力し、中島彰彦氏の著書『未来へ』の執筆にAIを活用しました。中島氏の過去40年間にわたる朝礼原稿をもとに、AIが学習し、テキストデータの生成を支援しました。この取り組みは、AIが文章作成において大きな役割を果たすことを示しています。
会社情報
株式会社テラバースは、令和4年に設立され、京都府京都市左京区に本社を構えています。資本金は200万円で、古屋俊和が代表を務めています。同社は「思想AIプラットフォームを産業応用し、老いも若きもクリエイティブな社会を創出」をミッションに掲げ、ビジネス支援ツールの開発を続けています。
詳しい情報は公式ウェブサイト
teraverse.cloudをご覧ください。
お問い合わせ
担当者: 志岐健大朗
Email:
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