福祉車両の月額サブスクサービスが石川県でスタート！

福祉車両の新しい利用スタイル、KINTOのサブスクサービスが登場

株式会社KINTOは、愛知県名古屋市に本社を構え、移動の楽しさを提供することを理念に掲げています。この度、身体が不自由な方や高齢者をサポートするための福祉車両サブスクリプションサービス「KINTO care」を石川県でスタートしました。これは、1ヶ月単位で福祉車両を借りることができ、申込金や中途解約金が不要という新しい形のサービスです。

福祉車両サブスクの背景とニーズの変化

近年、お客様の消費スタイルは「所有」から「利活用」へと変化してきました。「気軽にクルマを利用したい」という声を受けて、KINTOは2019年からクルマのサブスクリプションサービスに取り組んできました。2021年には特別な「ターンチルトシート」を搭載した車両の取り扱いを始め、移動に際するニーズへの対応を進めてきました。これらの経験を踏まえて、新たなサービスとして福祉車両サブスクリプションの開発が実現しました。

サービス概要

新たに提供される福祉車両サブスクリプションは、個人の方を対象にしています。契約は月単位で自動更新可能で、中途解約する場合も、当月末までの申し出で翌月末まで利用できます。今回取り扱うモデルは、スロープタイプの「シエンタ」で、月額料金は118,000円（税込み）です。

料金に含まれる内容

月額利用料には、車両利用料はもちろん、車税、自賠責保険料、任意保険料、メンテナンス、油脂類、タイヤなどが含まれています。これにより、利用者は余計な負担を心配することなく安心して予定を立てることができます。

石川県での取り組み

KINTOは、石川県金沢市に本社を構える株式会社石川トヨペットカローラと連携して、安心できる移動のサポートを行います。石川トヨペットカローラが展開する福祉車両の体験型ショールーム「モビリティパーク金沢」を訪れることで、詳しい情報を得たり、実際の車両を見たりすることができます。このシステムを通じて、福祉車両の認知拡大や販売促進にも力を入れています。

将来の展望

現時点では、「シエンタ」のみが対象ですが、今後はリフトアップシートなどの他の福祉車両も取り扱う予定です。これによって、様々なニーズに応じた車両を提供し、もっと多くの方が移動の楽しさを体験できるようにしていく方針です。

まとめ

KINTOの福祉車両サブスクリプションサービスは、身体が不自由な方や高齢者にとって、便利で安心できる新しい移動方法を提供します。石川県でのサービス開始を皮切りに、全国展開を視野に入れ、さらに多くのユーザーに利用を促進していくことでしょう。携わる人々の「移動の自由」が広がることが期待されます。是非、興味のある方はモビリティパーク金沢を訪れることをお勧めします。