災害支援と水の未来
2024-10-09 20:36:57

新しい非常災害用造水装置「マクセス・セイフティ」の改良点と災害支援への貢献

新しい非常災害用造水装置「マクセス・セイフティ」改良版の発表



2024年10月9日から11日にかけて開催される「2024神戸水道展」で、水道機工は新しい非常災害用造水装置「マクセス・セイフティ」の改良版を発表します。この装置は、能登半島地震や東日本大震災、熊本地震など過去の災害支援の経験を活かして開発されました。加えて、緊急災害水支援チーム「EWAT(イーワット)」の設立により、より迅速で効果的な支援体制を整えています。

「マクセス・セイフティ」改良版の特長



dash; 処理能力の向上: 新型装置では、最大処理水量が従来の1.6倍に拡大され、1日で約1万人分の水を確保することが可能になりました。これは、非常時に必要な飲料水や調理用水をより多く供給するために重要な機能です。

  • - 遠隔監視機能: 現場の操作が難しい災害環境でも、遠隔監視機能を搭載することで、専門知識がなくても水処理が行いやすくなりました。これにより、現場での作業負担が大幅に軽減されます。

  • - 軽量化: 運搬重量は約120kgに抑えられ、これにより5人での設営が可能となり、運搬の効率が向上しました。特に、災害現場での迅速な設置が求められる中で、この軽量化が実現した点は評価されています。

災害支援の現場からの声を反映



水道機工は、過去の災害時の体験をもとに、社員からの「搭載型クレーン車の手配が必要」「設置が大変」という声を真摯に受け止め、今回の改良に繋げました。今後も続く災害支援活動には、特に人の手を借りることなく運搬・設置できる製品が求められています。このようなニーズを汲み取った「マクセス・セイフティ」は、まさにその期待に応える形となっています。

災害支援チーム「EWAT」の設立



非常災害水支援チーム「EWAT」は、各部署のエキスパートが集結した組織で、迅速な支援体制を構築しています。これにより、災害が発生した際には即座に製品を提供する準備が整い、必要な時に必要なだけの水を供給できるようになります。ここに常備されている「マクセス・セイフティ」は、災害現場に直ちに対応するための専用機材として位置付けられています。

まとめ



水道機工は、これからも「マクセス・セイフティ」をはじめとした各製品の技術と機能向上に努めるとともに、緊急時には即座に水支援を行う体制を強化し続けます。災害支援において水は欠かせない要素であり、私たちの技術によって一人でも多くの人々の生活が支えられることを目指しています。新しい装置の発表に期待が寄せられる今、ぜひ「2024神戸水道展」に足を運んで、その進化した姿をご覧ください。



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会社情報

会社名
水道機工株式会社
住所
東京都世田谷区桜丘5-48-16
電話番号

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