株式会社ギオン、2024年度の過去最高の採用人数を実現
株式会社ギオン(本社:神奈川県相模原市)が、2024年度の正社員やアルバイトを含む従業員の採用人数が1300名超に達し、前年に比べ113.8%、2019年比で253.0%増加したことを発表しました。この数値は過去最高であり、特にトラックドライバーの中途採用が顕著な伸びを示しています。
物流業界の現状とギオンの取り組み
近年、EC事業の拡大により、物流の需要が急速に増加している一方で、「2024年問題」と呼ばれる時間外労働の上限規制が業界全体にもたらす影響で、深刻な人手不足が続いています。自動車運転職の有効求人倍率は2025年2月時点で2.71倍と高水準を維持しており、求職者不足が深刻化しています。これに対するギオンの取り組みは、特に目を引く成果となっています。
ギオンの採用活動は、待遇改善や採用ブランディングの強化を柱とし、2024年度には過去最高の純増数を達成しています。
主な採用成果
- - 正社員・アルバイトを含めた従業員数:1300名超(前年比113.8%、2019年比253%)
- - ドライバーの採用人数:300名超(前年比190.3%、2019年比382.9%)
採用成果の要因
1.
給与水準の引き上げ:特にドライバー職の給与を月3万円、一部職種は月1.5万円増加させたことで、競合他社と比較して魅力的な水準を実現。
2.
年間休日数の増加:2025年度から年間休日120日とし、若年層を中心に好評を得ている。
3.
拠点ごとの柔軟な採用体制:地域のニーズに応じた採用を行い、社員紹介による採用も活発。
4.
ブランディングとSNS活用:InstagramやTikTokなどのSNSを活用した情報発信強化が応募者の信頼を高め、企業認知を促進。
ギオンの人事部門は、こうした施策により確実な採用活動を展開しています。
今後の展望
株式会社ギオンの執行役員、人事部長の須藤亮平氏は、物流業界が抱える人手不足という課題の中で、大幅な採用増加を達成した意義を強調しています。今後もミッション・ビジョン・バリュー(MVV)の策定や、社内研修プログラムの充実、待遇改善を通じて人材の定着を図りました。物流の価値や魅力を広く発信することが、業界全体の人手不足解消につながると考えています。
ギオンでは、事業拡大やサービス品質向上を目指し、従業員が働きがいを感じる職場環境を整備し続ける方針です。さらに、運送業界の持続可能な成長のために、継続的な情報発信と取り組みを行うことが求められています。
参考リンク
ぜひ、株式会社ギオンの採用ページにも訪れて、今後の成長する可能性を感じ取ってください。
採用ページ
株式会社ギオンは、「運ぶちから、未来をつくる」をミッションに掲げ、全従業員が「人の生活になくてはならないもの」を提供するために取り組んでいます。これからも新たな価値を創造し、地域社会に貢献していく姿勢を貫いていく所存です。