長崎市役所は、議事録作成の効率化を図るため、AI音声認識文字起こし支援アプリケーション「ScribeAssist」を導入しました。これまで、議事録作成は外部機関に委託しており、納品までに約20日程度かかっていたため、議会事務局にとって大きな負担となっていました。
しかし、「ScribeAssist」導入後は、会議の音声をリアルタイムでテキスト化することで、議事録作成のスピードが大幅に向上しました。依頼から納品までの期間は、従来の20日から3~10日程度に短縮され、議事録作成業務の効率化に大きく貢献しています。
「ScribeAssist」は、リアルタイム認識とバッチ認識に対応しており、会議音声の録音、音声認識、テキストの編集、文字起こし内容の出力までをワンストップで行うことができます。さらに、AI話者識別機能やキーワード・タグ付け機能、リアルタイム字幕表示機能など、会議での運用に適した機能を多数搭載しています。
長崎市役所では、「ScribeAssist」導入により、議事録作成業務の負担軽減だけでなく、議会へのアクセス向上にも取り組んでいます。2024年2月からは、本会議の傍聴席において字幕表示を開始し、聴覚に障害のある方にも議会の内容を理解しやすくなりました。
「ScribeAssist」は、アドバンスト・メディアが提供する、国内シェアNo.1(※)のAI音声認識AmiVoiceを搭載した議事録ソリューション「VoXT One」の1つです。「VoXT One」は、スタンドアローン型の「ScribeAssist」に加え、クラウド型の「ProVoXT」など、ユーザーのニーズに合わせて最適なソリューションを選択することができます。
アドバンスト・メディアは、「ScribeAssist」をはじめとするAI音声認識ソリューションの利用拡大を推進することで、議事録作成に課題を抱える自治体や企業の業務効率化・働き方改革を支援していきます。