JOSAとUNAAが築く新たなNinja競技の未来
一般社団法人日本オブスタクルスポーツ協会(以下、JOSA)は、アメリカのUltimate Ninja Athlete Association(UNAA)の公式パートナーに認定されました。この提携により、JOSAは日本国内でNinja競技の導入と普及を本格的に進めることになります。
パートナーシップの内容
新たなパートナーシップの一環として、2026年5月16日にJOSAの公認『オブスタクルスポーツ吉野川コース』で、UNAA主催の「Ninja Qualifier(Ninja予選大会)」が開催されることが決定しました。この大会は、2026年7月にアメリカ・ペンシルベニア州で行われる「Ultimate Ninja Championship Final」に向けた予選となります。このことは、JOSAのNinja競技への本格的な関与を示す重要な一歩です。
Ninja競技の国際的な舞台
UNAAは世界的に認知されたNinja競技団体であり、国内外に広がるNinjaコースやジムを活用しながら「UNAAワールドシリーズ」を展開しています。各地域で行われる予選大会を経て、世界決勝に挑むアスリートたちの活躍に期待が高まります。実際、Ninjaチャンピオンシップは2016年に始まり、参加選手数は年々増加。2023年には2,000名以上が登録し、1,500名以上が実際に出場するまでに成長を遂げました。
JOSAの役割とビジョン
日本における唯一のオブスタクルスポーツ統括団体として、JOSAはオブスタクルスポーツの普及を目指し、競技者の発掘及び育成を支援しています。特に注目すべきは、2024年に徳島県吉野川市に誕生するFISO公認のOCR100mコースです。これにより、国内外からのアスリートが集まる競技場としての機能を果たします。
また、JOSAは教育機関とも提携し、オブスタクルスポーツを通じた深い学びの場を提供することを目標としています。文部科学省の「幼児期運動指針」に即した活動を行い、子どもたちが人生で初めて出会うスポーツとしての普及を進めています。
なぜNinja競技なのか?
Ninja競技には、身体能力向上だけでなく、集中力や問題解決能力の育成にも寄与する特性があります。JOSAはこの魅力を広め、「アーリーエンゲージメント」(早期関与)活動に力を入れ、将来的に世界の舞台で活躍するアスリートの育成を目指しています。さらに、オブスタクルスポーツがロサンゼルス2028オリンピックの近代五種競技の一種目となることを受けて、国際レベルのアスリート輩出にも取り組んでいます。
未来の展着
JOSAは、SDGsの理念に基づき、NVPピースプログラムを導入する準備を進めています。このプログラムは、NVPとのコラボレーションにより、スポーツと教育の融合を図り、子どもたちに暴力のない世界の重要性を教えることを目的としています。
最後に
JOSAとUNAAの提携により、Ninja競技は日本に新しい風をもたらすでしょう。このパートナーシップを通じて、国内アスリートたちは、さらなる高みを目指し、世界での活躍に挑み続けることになります。今後の活動に目が離せません。
公式ウェブサイト
JOSA |
UNAA